セイン・カミュのなぜ英語が苦手なの

著者 : セイン・カミュ

• 日本文芸社 (2001年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ぼうやさんの感想 · 2019年10月28日]

著者はTVにでているセイン・カミュ。
数カ国で育ち、在日経験が長い中でなぜ日本人の英語がうまくならないかのヒントを説いている。後半は彼の育った環境の記録や外国語上達法を紹介している。

外国人からみて、日本人がなぜ英語が上達しないかその理由を分かりやすく分析。英語はあくまでもツールであり、伝えようとする心が大事。日本人は羞恥心が強く、自己主張が弱い。文法や間違いを気にせずどんどん使うことが大事と説いている。

[奏多さんの感想 · 2015年2月9日]

図書館にて。少し前の本だけど、言っていることは今も次々と並んでいる英会話の本に通じていると思いました。たくさんのアドバイスがあったのに、あまり状況が変わっていないのは、聞く側の柔軟性が足りないからだと感じました。

そして、意外と手厳しい印象を受けました。でも、それ以上に『絶対、こっちの方がいいよ！！』という強いメッセージが感じられます。

[ahjpさんの感想 · 2007年2月3日]

すごーく昔に、セインが・カミュがマイブームな時があった。
で、買った。
この人、心は日本人なんだなというのがよくわかる。

[yukiさんの感想 · 2005年12月2日]

小さい頃から海外を転々として、たくさんの言葉に触れ合う機会が多かったセインだからこそ説得力があります。幼少時代からの体験記もたくさん紹介されています。大人になっても英語を口にすることを拒みがちな日本人にも勇気を出して英語を話すきっかけを与えてくれます。