そば屋はなぜ領収書を出したがらないのか?: 領収書からみえてくる企業会計・税金のしくみ

著者 :
  • 日本文芸社
3.58
  • (4)
  • (8)
  • (13)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 76
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537254853

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自営業の人は読むべし。

  • 経理の仕組みを判りやすく書いている好著。

  • 簡単で読みやすいと思う。

  • タイトルで好き嫌いが割れるところだけど内容は最高に面白い

    領収書にまつわる話、脱税・節税ネタ。国税局の普段は知ることのないウラ話を聞かせてもらえるだけでも一読の価値はあるし単純に読み物としてもサクサクと進めます

    読み終えると領収書がなぜか愛おしく感じる(笑)そんな楽しくさせる珍しい会計本です

  • 2011/11月
    税務署の視点と、人間っぽさと色々あった。
    家計においてイカに経費をがんばって計上しているかを知った笑
    菅原さんから借りた。

  • タイトル通りで気軽に読めて面白い本だった。
    特殊な職業をしているとそれだけでスペシャリティになるというか。
    私も病院なら多少は世間の非常識が常識となっていることを知っているが。。

    /.で中の人なのがばれた総務省の役人を思い出した。
    できれば脱税などとは無縁に生活したいものだ。

  • 「たかが領収書、されど領収書」この本を読みながらそんな言葉が頭をよぎりました。タイトルはそば屋になっておりますが、それに限らず領収書に関する幅広い世界が垣間見えて非常に面白いものです。

    この本はそば屋の話は最初と真ん中と最後のあとがきに少しだけ出てくるだけで、あんまりそば屋自体がどうのこうのこうのということではなく、 領収書にまつわるアレコレや脱税の方法や実際に使われていた手口、そしてそういったものをまるで重箱の隅をつつくように探し出そうとする国税専門官との悲喜こもごもを書いたものです。

    たかが領収書。されど領収書。この本を読んでいて、そんな言葉が思い出されてきました。僕も昔、とある商売を手がけていたころ、領収書との格闘をずいぶんとしてきた口ではございますけれど、あの時、ただひとからいわれてやっていたことが実はそういう意味合いを持つことだったのだと、初めて理解することができました。

    著者いわく、脱税の方法は大きく分けて2パターンほどしかなく、ひとつは売り上げを抜いていく。そしてもうひとつは、経費を水増しする。こう書いてしまえばそれまでですが、その二つをありとあらゆるパターンで書かれており、税金を払いたくない側と、意地でも税金を取り立てる側のいたちごっこが今日もまた延々と繰り返されているのだなと、そんなことをふと考えてしまいました。

    さて、先日、確定申告の期限が過ぎました。皆様もこの本を読まれる際には、ゆめゆめ「節税」と「脱税」の見極めはきちんとして、間違っても塀の中に落ちたり、巨額の追徴課税を払われることが無いよう、切にお祈り申し上げます。

  • 国税調査官からの経験話。


    領収書やレシートを出さないお店は売上をごまかしている可能性が高い、つまり税金もごまかしている可能性が高いと。


    会計に興味ない方にはどうでも良い内容?


    この本の読者は商売されている方、中小企業の経営者?
    もしくは会計の仕事をされている方って感じでしょうね。

  • 元国税調査官が、まるごと一冊をかけて領収書について語る。

  • 元国税局員による経験談を元に領収書にまつわる面白いエピソード満載。
    読み物としても楽しめるし、実用的なものもあり。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1960年生まれ、大阪府出身。
元国税調査官。主に法人税担当調査官として10年間国税庁に勤務。
現在は経営コンサルタントの傍ら、ビジネス・税金関係の執筆を行なっている。フジテレビドラマ「マルサ!!」監修。著書に『脱税のススメ』シリーズ(彩図社)、『完全図解版 税務署対策最強マニュアル』(ビジネス社)、『サラリーマンのための起業の教科書』(小学館)などがある。

「2023年 『正しい脱税』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大村大次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×