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- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784539722954
作品紹介・あらすじ
ハラスメントを熟知した筆者が、厚労省円卓会議の報告書をわかりやすく解説し、職場内でできるパワハラの解決手法を伝授。
感想・レビュー・書評
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パワハラが昨今では、ニュースの一面を飾る事が珍しくなりました。企業は安全配慮義務がある事から、この事実から、逃れる事は出来なくなりました。
当本では、パワハラの定義から、判例、企業はどのような対策を取って行くべきかが書かれています。
例 就業規則に盛り込む例、パワハラ相談窓口の設置など。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
厚労省円卓会議報告書の解説。
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パワハラという用語が出来てから10年も経たないうちに社会問題化し、厚労省でも円卓会議を開き提言が行われた。本書はその提言についての解説が中心であるが、パワハラは労務管理の問題となっており、職場環境配慮義務と使用者責任が問われる問題となっている認識が必要。パワハラを防ぐための職場のルールつくりや解決の方法なども具体的に書かれており、早速職場で始めたいと思うことばかり。最後に、パワハラ(いじめ)は受ける側にも問題があるのではないか?という議論も聞かれるが、「そのように見える場合でも、その原因となっている、相手に向けられる差別的な視線とそれを生み出す職場環境にこそ原因があることを考える必要があります」と。
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