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- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784540880711
作品紹介・あらすじ
生存するのも危ういほどの賃金しかもらえず、その低賃金のために、平均をはるかに下回る年金しかなく、もちろん貯金もない女性たちは、どんな老後をおくれるのでしょうか。私は、まじめに働きつづけてきた人間が、年をとってから生きて行くのが不可能な年金制度で平然としている国はどう考えてもおかしいと思います。その国が世界一のお金持ちというから、いよいよ話はわからなくなります。この国は-恐ろしい国ですね。日本エッセイストクラブ賞受賞(『広島第2県女2年西組-原爆で死んだ級友たち』)の著者による渾身のルポ-。
感想・レビュー・書評
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生存するのも危ういほどの賃金しかもらえず、その低賃金の
ために、平均をはるかに下回る年金しかなく、もちろん貯金もない
女性たちは、どんな老後をおくれるのでしょうか。私は、まじめに
働きつづけてきた人間が、年をとってから生きて行くのが不可能な
年金制度で平然としている国はどう考えてもおかしいと思います。
その国が世界一のお金持ちというから、いよいよ話はわからなくなります。
この国は―恐ろしい国ですね。
本文より抜粋
目次
第1章 もう1つの老後
第2章 “子殺し”に母親を追いつめた低賃金長時間労働(宇都宮)
第3章 母親を“餓死”させる“豊かな国”の福祉(札幌)
第4章 見えない老後―この国は恐ろしい国(広島)
対談“買う福祉”を買える人々・買えない人々(久場嬉子氏と)
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