ジークフリート:舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』第2日 (ワーグナー・オペラ対訳シリーズ)

  • 白水社
3.75
  • (1)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 7
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560037218

作品紹介・あらすじ

大蛇を仆し、不死身となったジークフリートはブリュンヒルデの愛を得る。詳細な音楽注と訳注により、この愛と権力のドラマを読み解く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2010年2月14日新国立劇場での演奏会の予習資料として入手。もちろん当日までに読みこなせたわけではないけれど、モチーフの説明や対訳が親切で役に立った。それにしてもこのジークフリートという話は厄介なしろものだ。軽はずみな気持ちで聴きに行ったら大変なことになる。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

(Richard Wagner)
19世紀ドイツの作曲家・指揮者。ロマン派歌劇の頂点として「歌劇王」の別名で知られる。理論家・文筆家としても知られ、音楽界だけでなく19世紀後半のヨーロッパに広く影響を及ぼした。1813年、ライプツィヒに生まれる。1831年、ライプツィヒ大学に入学して哲学や音楽を学び、翌1832年には交響曲第1番ハ長調を完成させた。1839年パリへ移住するが認められることはなく、1842年ドイツに帰る。1849年、ドレスデンで起こったドイツ三月革命の革命運動に参加するが、運動は失敗したため指名手配され、チューリヒへ逃れて数年間を過ごす。本書収録の論考はこの亡命期間中に執筆された。1864年、バイエルン国王ルートヴィヒ2世から招待を受ける。しかし、すでに噂となっていたリストの娘で指揮者ハンス・フォン・ビューローの妻だったコジマとの仲を王も快く思わなかったことから、翌年スイスへ移り、ルツェルン郊外の邸宅に住んだ。1872年、バイロイトへ移住し、ルートヴィヒ2世の援助を受けて、彼自身の作品のためのバイロイト祝祭劇場の建築を始め、1876年に完成した。1882年、最後の作品となった舞台神聖祝典劇『パルジファル』を完成。このころには祝祭劇場と彼の楽劇はヨーロッパの知識人の間で一番の関心の的となった。1883年2月13日、ヴェネツィアへの旅行中、客死。

「2012年 『友人たちへの伝言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

リヒャルト・ワーグナーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×