ピエロ・デッラ・フランチェスカ

著者 : アンリ・フォシヨン 原章二

• 白水社 (1997年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[デュラム・セモリナ子さんの感想 · 2009年9月6日]

精緻な考察、流麗で含蓄に富んだ文章…私もこんな美術史研究家になりたいです

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2020年8月4日]

「見る者を深い静けさで包み込む畢生の大作《聖十字架伝説》の他、現存する作品わずか22点」

ピエロ・デッラ・フランチェスカ（新装版） - 白水社
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b205734.html

[noixdecocoさんの感想 · 2007年7月22日]

2007年05月01日
内容に対する私の理解度は別として、当書は翻訳とは思えないほど自然にかつ簡潔に日本語が記されており、原著者も意識して盛り込んでいたであろう比喩表現の数々もばちりと文章の中にはまっていました。いつか原書と当書の比較ができたら、と思います。

著者プロフィール

フランスの美術史家．
パリのエコール・ノルマル・シュペリウール（高等師範学校）で古典文学を学んだのち、リヨン大学で近代美術史、パリ大学およびコレージュ・ド・フランスで中世美術史の教授を務めるとともに、中世・近代美術に関する重要な著作を次々に発表。第二次世界大戦の勃発とともにアメリカに渡り、イェール大学で考古学と美術史を講じたが，フランスの解放をまたずにアメリカで客死した。おもな著作に，
『形の生命』（岩波書店）／『ロマネスク彫刻』（中央公論社）／ 『西欧の芸術１─ロマネスク』／ 『西欧の芸術２─ゴシック』（ともに鹿島出版会）／『至福千年』（みすず書房）／ 『ピエロ・デッラ・フランチェスカ』（白水社）／『ラファエッロ─幸福の絵画』（平凡社）など。

「2002年 『レンブラント フォルムの素描家』 で使われていた紹介文から引用しています。」