舞台は北イタリア。迫りくるファシズムの嵐にほんろうされながらも生きてゆく、心優しくも知的で自由な雰囲気にあふれたある家族の物語。
1916~91。シチリアのパレルモ生まれ。『ヴァレンティーノ』でヴィアレッジョ賞、『ある家族の会話』でストレーガ賞。ほかに『モンテ・フェルモの丘の家』『マンゾーニ家の人々』など。エッセイや戯曲も多い。 「2018年 『小さな徳』 で使われていた紹介文から引用しています。」