- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560045862
感想・レビュー・書評
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1920年代、ヴァーモントの貧しい農家の少年ボブは、隣人の牛のお産を助けたお礼にもらった子豚を丹精こめて育てていた。だがやがて、誇り高い生き方を教えてくれた父は不治の病に侵され、さらに不妊症が判明した豚を殺さねばならなくなる。あまりにも大きな試練がボブに科せられた…生きることの喜びと悲しみが簡潔な描写で語られ、子供から大人までさまざまな感慨を呼び超こす現代の古典。
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生きていくということ、
信じるものがあるということ。
「フリルはよくない」という、作品中の父ヘイヴンの意思を
そのまま文章にしたような、飾りの無い小説。 -
父と息子か。もっと若い時に読むべき本なのかもしれない。
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貧困の中にも豊かさはあり、労働の喜びや自然に対する感謝を思い出させてくれる。素朴で逞しい作品。
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一人前になるということ
を教えてくれます
自分に子どもがいたら、高校くらいになった時に
絶対に読んでもらいたい本ですね -
主人公、ボブは、『質実の民』と呼ばれるシェーカー教の家庭で育ち、貧しいながらも父と農場の仕事をしながら生き方を学んでいきます。
お父さんが、全身全霊をこめて、
「大人になること。やらなければならないことをやるということ」を伝える姿には、胸が詰まります。
自分の先が無いと分かった時に、子どもに何を伝えるか。
親としての覚悟、強さを感じます。 -
貧しくも誠実に生きる農父と、12歳の息子の成長が描かれた本。素晴らしい。
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父親から薦められて。 湿っぽいタイトルだけども、それにひかずに小さい頃に読むといいなと思う。
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動物たちへの愛
誇り高い生き方!
全米で150万人が感動した大ロングセラー