- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560049921
感想・レビュー・書評
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ある晴れた休日、牛久大仏を見に行きました。
120mもある大仏様がのっそり立っていらっしゃる眺めは、嘘みたいな本当の風景で、ぽかーんと口を開けて見上げてしまいました。
さて、牛久大仏を見に行こうと思い立ったきっかけになったのは本書のタイトル。
以前から気になっていたのですが未読だったので、牛久大仏ドライブから帰ってきたあとに読んでみました。
タマキングが全国各地の巨大仏(=ウルトラマン以上の大きさを誇る大仏様)がある風景を旅した記録です。
巨大仏と住宅街、巨大仏とジェットコースター、巨大仏とモノレール。
日常風景の中に巨大な仏様がぬっとある強引さや、異世界のものが急に目の前に現れたような感覚にくらくらしてしまいます。
実際に巨大仏を目にしていると、なおさらその不思議な感覚に酔ってしまいます。
「常人には、それがそこにある必然性がまったく感じられず、それどころかその存在が周囲とあまりにズレているために、笑いさえ発生してしまっているような風景」を「マヌ景」と名付けたタマキングに脱帽です。
そしてタマキングと旅をするお二人の同行者たちも、かなり個性的。
読んでいてニヤニヤ笑いが止められませんでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆は4つ!個人的には大変好きなジャンルの本です。
この本の作者宮田珠ちゃんは、なんと大阪大学工学部卒である。一時はどっかの企業でサラリーマンをやっていたみたいだけど、いつのまにかこのようなへんてこな旅日記本を書くようになったらしい。阪大工学部出て旅日記人というのは、さてどうなのかなあ、とも思うけど、ま、そういう人生もありか。
もっとも、その宮田珠ちゃんのおかげで「エンタメ・ノンフ」という本のジャンルができてしまった、というのがホントかどうかまでは知らないけど、本の雑誌社の人たちはしばしばそのように語っている。
さてこの本は題名の通り、巨大な仏様を見に行く旅紀行なのだけど、その基準がいい。ウルトラマンより大きいこと!それは身長40m以上!とまあこういう基準だ。個人的にはこの基準がとても好ましい。なにをもって巨大というか、そんなのウルトラマンに決まっているではないか。
そうして本の目的はというと、これはもう「完全無欠の受け狙い」の一言に尽きます。なんであろうと「受け」に結び付けて強引に話をつなげていく。あ、こりゃさすが阪大卒、まいったぜ! すまぬ。-
2012/10/22
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2017.4.2「本嫁の会」にて紹介。
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この本のカテゴリーを何にしようかと迷った。宗教本でいいのか旅行本で良いのか?結局、宗教のカテゴリーにしたのだが本屋ではどの棚に並べていたのだろう。
で、本の内容は日本にある巨大物16体を見物(参拝)した見聞録である。書き手があの宮田珠己なので面白さは約束されたようなものだ。 -
今までで一番バカバカしかった笑
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA67576774
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面白かったです。
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2013年12月26日
<LET'S GO TO SEE KYODAIBUTSU IN FINE DAY>
表紙:仙台大観音
ブックデザイン/緒方修一 -
所在: 展示架
請求記号:291.09||Mi84
資料ID:10801923 -
タマキング作品3作目だったのですが面白くない!
期待していたタマキング節もイマイチ…
同行スタッフのコメントに関してはまったくつまらない!
タマキングの毒を浴びたくて読んでいるので、スタッフネタは不必要!
なんか残念…