来てけつかるべき新世界

著者 :
  • 白水社
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本棚登録 : 37
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560094082

感想・レビュー・書評

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  • めちゃくちゃおもしろい。
    舞台観たいわマジで。

  • 戯曲を読むのが好きです。舞台を観なくても、観る前でも後でも。本作は第61回岸田國士戯曲賞受賞作品という情報のもとに図書館より拝借しました。おもろい。ぜひ舞台で観たかったです。音楽はキセルだったらしい。

  • 第61回岸田國士戯曲賞受賞作。選評付き。
    観に行けてないので、DVD買わなきゃだ!

  • 著者:上田誠

    【書誌情報】
    価格:2,000円+税
    出版日:2017/04/21
    ISBN:9784560094082
    4-6 198ページ 在庫あり

    【第61回岸田國士戯曲賞受賞作品】
    ほのぼのシュールな、笑えるロボット演劇。
    ドローンが出前をする通天閣のおひざもとでは、AI搭載の炊飯器が、将棋や漫才もしてけつかる! シンギュラリティを予兆する、SF新喜劇(コメディ)。

    「旧来の軽演劇のように見せながらやがて訪れるAIの波に翻弄される庶民の様子を笑いのうちに展開させて見事。その今を見る視線はシニカルなようでいて妙に暖かい」――岩松了
    「きわめて技術が高く、アイデアが全編に行き渡っており、結果すこぶるおもしろい作品となっている」――岡田利規
    「上田氏のセンスが独特なのは、「オーバー・テクノロジーが人間の本質を、びっくりするぐらい変化させない」という点である」――ケラリーノ・サンドロヴィッチ
    「こんな作品こそ、翻訳されて海外に紹介され、『日本』や『日本人』あるいは『大阪人』というものの不可思議さを『現世界』に知らしめるべきだ」――野田秀樹
    「現在のロボット技術の限界と、描きたい未来との乖離を、随所に見られる卓越した笑いの技術でカバーしている」――平田オリザ
    「シニカルだが、思いつきで終わらず、どこか幸福な笑いが出現するのは高い作劇の技術ゆえだ」――宮沢章夫
     
     巻末には「特別付録」として、イメージが具体化するまでのメモや衣装デザイン、舞台美術資料や舞台写真を収録。
    http://www.hakusuisha.co.jp/smp/book/b283141.html

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著者プロフィール

1979年京都府生まれ。劇作家、演出家、脚本家、構成作家。劇団ヨーロッパ企画代表。「サマータイムマシン・ブルース」は2001年初演、05年に映画化された。18年には続編「サマータイムマシン・ワンスモア」を上演。17年「来てけつかるべき新世界」で岸田國士戯曲賞受賞。森見登美彦原作のアニメ「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」「ペンギン・ハイウェイ」で脚本を担当。

「2022年 『四畳半タイムマシンブルース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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