ビジネスモデルイノベーション (東京大学知的資産経営総括寄付講座シリーズ)
- 白桃書房 (2011年11月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784561265740
作品紹介・あらすじ
東京大学の知的資産経営総括寄付講座の研究成果をまとめたシリーズの第1巻。本書は、コンセンサス標準の競争戦略からオープン・クローズの概念を一般化したビジネスモデルの議論を行う。苦境に立たされる現在の日本企業に送る1冊。
感想・レビュー・書評
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エリクソンが基地局のシェアが高いjのは、携帯電話の端末が移動したとき、基地局刊通信の仕組みが必要で端末の中も標準化しているが、基地局のエラー補正と基地局間制御装置のハングオーバーは標準化されていない。基地局の技術を持っていても、電波の補正ができなければ端末に参入できない。
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どこかで読んだ著作の寄せ集め。
あまり新しい情報はない。 -
イノベーションのジレンマ以来の目から鱗状態。メーカー関係者の必読書。
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中小企業診断士の仲間を中心としたビジネスモデル勉強会で使う予定のテキスト。
内容は、国際標準規格戦略/知財特許戦略と競争戦略に関わるビジネスモデルの話。
知的財産が関わるレイヤや、オープンかクローズかなどのアーキテクチャの概念を整理した後、具体的な事例として移動体通信、PC、音楽メディア(CD/DVD/シリコンメディア)、電気自動車、液晶パネル、などのハイテク産業の国際競争についての分析が行われている。
よく整理されていると思うが、では日本の会社がどうすればよかったのかについては明らかにはされてるとは言い難い。それは、この内容を読んで各自実践に関わるものがどう考えるかなのかもしれない。
電気自動車へのシフトがこれから起きる可能性がある自動車業界でどう立ち振る舞うのか、がこの一連の研究の成果を活かす場所なのだろうか。
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勉強会に向けてはいまいちど整理予定。