- Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562032501
感想・レビュー・書評
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人間の奇形について,歴史的なデータや写真を多く集めている.
古いものは「うわさ」レベルのものも含まれてしまうため,そのあたりの整理はもう少しして欲しかった.また,近年のものならば写真が必要だろう.
さておき,このような人間として一線を越えていると感じる奇形について,なぜそのように感じるか等を自らに問いかけてみると,人間というものが何であるかという,そういう哲学的な問いになっていくようだ.そういう風に考える良いきっかけとなる書であろう.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
買うほどじゃあない。
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ちょっと悪趣味な「原書房」の全書シリーズ。
ハードカバーで分厚いけれど、「奇形」についての
歴史が解ります。夢子のような「作られた奇形(ピアス、タトゥーなど)」
についても解説あり。
ナチスの女将軍のタトゥーがエロくてステキでございました。 -
橿原図書館
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¥105
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読んでるとちょっと苦しくなってくる。
奇形を持った人たちの生きる道、そして人間の強さ、残酷さ・・・そんなものがこの一冊に凝縮されてます。 -
歴史の裏に隠されてしまいがちな「奇形」の存在を、様々な実例を通して紹介しています。両性具有やシャム双生児、まるでライオンのような外見の男性など…。客観的で差別感などは全くありませんので、読んでいて苦ではありませんでした。