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みんなの感想・レビュー・書評
対決する必要性は…?
この作者さんはよく御手洗物のパロを書いてるみたいですが、やはり本家と比べると、迫力や豪胆さに欠けるのでやめたほうが良い。
(ホームズはあまり読んだ事がないので分からない)
そのぶん繊細な表現が素敵なので、オリジナルの方を読んでみたい。もう少し言わせてもらうと、書くジャンルはミステリじゃない方がいい気がする。
恐るべし柄刀一! 文体も内容もキャラ造形も、まるで島田本人が書いたかのような出来ばえ。 傑作。島田ファンは必見。読んで損なし。面白い。巻末の解説で島田荘司も保証ずみ。 全5編。 1、ノーベル賞授賞式に列席する御手洗-石岡コンビ。脳科学による友人・板倉への熱き友情。 2、同コンビ物。イングランドにある巨石遺跡の逆さ階段を歩く妖精と老人の逆さ死体の謎。 3、ホームズ-ワトスン物。ある研... 続きを読む »
シャーロック・ホームズは“現在”によみがえり、かの地で御手洗潔とあいまみえた。御手洗と石岡の目前で咆吼と巨大な足跡を残していった巨人、ホームズとワトスンのいる二階の窓から覗いていた巨人、そして屋根の上に載せられていた死体...。不可解で巨大な謎が押し寄せるなか、御手洗とホームズの“推理対決”の先に見えた真相とは―。対決編「巨人幻想」250枚のほか、御手洗とホームズが活躍する各2編を収録。本格ミステリ界の“魔術師”柄刀一が贈る壮大なパスティーシュ作品集。
御手洗潔とシャーロック・ホームズのパスティーシュ短編集。いや、別に「対決」させなくっても、と思うのは私だけなのでしょうか(笑)。
一番見事なのはやはり両者が対決(協力?)する「巨人幻想」。事件の派手さ、きっちりと納得のいくトリック、普通に「御手洗もの」を読んでいる気がしました(ホームズについては未読なのでなんともいえないけど……)。御手洗ファンが読んでも怒り出すようなことはないかなあ。
よくできたパロディ。最後の島田著の後書き(?)に爆笑しました。御手洗ファンorホームズファンには結構面白い。騙されたと思って、という感じ。
『青の広間の御手洗』
ノーベル賞授賞パーティーに招かれた御手洗。友人の治療のための芝居。
『シリウスの雫』
逆さに歩く妖精を見た石岡君。発見された紫のペンキをかけられた死体。
『緋色の紛糾』
横浜に現れたホームズ。ある事件の調査のため筋肉の収縮を調べていた科学者の死。密室状態と「玉」のダイイング・メッセージ。電極の秘密。
『ボヘミアの秋分』
『巨人幻想』
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御手洗モノは、ちょっと前の御手洗短編という印象を受けた。
まあつまり、作者による御手洗賛美短編というか。
ホームズモノの方はなかなか面白い。
お互いの競演は最高だった。
推理合戦をするところなんか背筋ぞくぞく。
謎とトリックも、この作者の魅力に違わない怪奇な謎がちゃんと解かれていて好印象。
あと、あとがきのワトソンと石岡君の丁寧な喧嘩がとても良い。
ミステリ好きには有名なシャーロック・ホームズ、御手洗潔の2人が競演するパスティーシュ作品です。
ホームズと御手洗の特徴をよく把握していると思います。
当たり前ですが、ドイルや島田氏には及びませんがそれでも楽しめる作品に仕上がっています。
柄刀一によるホームズ、御手洗のパスティッシュ。<br>
上手いなと思うが、島田荘司による『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』と比べると、少々インパクトにかける。<br>
しかしホームズ描写は上記作品を踏まえたと思われる点もあり、パスティッシュとしての出来は高い。
少し混乱しましたが(日本の街中に馬車?!とか。笑)、こういう趣向なのだと理解してからは楽しく読めました。島田荘司さんの書く御手洗氏より若干物腰柔らかな印象かなぁ(笑)難しい専門的な用語も多数出てきますが、上手く噛み砕きつつ読みました。最後に島田荘司さんが書く石岡氏VSワトスン氏に思わず笑ってしまいました。
御手洗とホームズの特徴をよく把握していると思う。それは感心するのだが、文章が私にはまったく合わない。特に、場所や行動等の描写がわかりにくい。どこで何がおこっているのか、誰がどんな動きをしたのかが掴めず、ラストで無理矢理つじつま合わせをせざるを得なかった。話よりも、島田荘司のあとがきの方が面白かった。






