本格ミステリ・ベスト10 (2008)

制作 : 探偵小説研究会 
  • 原書房
3.33
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本棚登録 : 34
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562041343

感想・レビュー・書評

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  • 読みます!

  • 2006年11月から2007年10月までに発行された本格ミステリ小説の新刊作品を対象にした、国内・国外ベスト・ランキングを掲載。ほかにも、有栖川有栖さんインタビュー、新本格作家3世代座談会、装幀大賞、国内ミステリゲームなど内容豊富。私が読みたかったのは、ベスト・ランキング本の書評。私が読んだ作品についての、探偵小説研究会やアンケート回答者の書評をみたかった。書評を読んでの感想は、隔靴掻痒。あらすじは、わりと詳しく書かれている。だから、あらすじから、自分の好きなタイプの作品をある程度選び出すことはできるかな、とは思えた。結局、本誌はマニア向けのイメージ。また、書評にはバイアスがかかっているように感じてしまった。作家インタビューや座談会を掲載するには、やむを得ないとは思う。

  • 国内と海外の本格ミステリ・ベスト10がタイトル通りメインなんですが、その年の映画やドラマ、漫画、ライトノベル、ゲームなどいろいろなジャンルのミステリについても取り上げてくれるので、とても楽しい(コミケというか同人誌についての記述がなくなったようだけど)。個人的には、「このミス」よりもこちらの方が好きです。何と言っても、私にとっての2007年ベストミステリは『女王国の城』だったので、1位なのがとても嬉しかったです!!いろいろ読みのがしている気になる本を発見できたので、これから読みたいなと思いました。

  • 2007/12/5
    M-H E

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著者プロフィール

1995年に創元推理評論賞の選考委員と受賞者らを中心に結成。
おもに探偵小説に関する多面的な研究、評論活動を行っている。
編著に『本格ミステリ・ベスト100 1975-1994』(東京創元社)、『本格ミステリ・クロニクル300』『本格ミステリ・ディケイド300』(原書房)などのほか、各メンバーが各紙誌書評・評論活動などで活躍している。
2006年から機関紙『CRITICA』を発行。

「2023年 『本格ミステリ・エターナル300』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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