あなたという仮面の下は (ライムブックス)

  • 原書房
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (437ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562043576

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    18世紀の英国。通りを疾走してきた馬とぶつかりそうになったアンナ。傲慢な雰囲気で謝りもせず立ち去った馬の乗り手の男性のことが、なぜか心に残った。家族とつつましく暮らしているアンナだが、倹約もそろそろ限界。生活のために伯爵エドワードの秘書の職を得るが、実は伯爵こそはあの馬上の男性。そしてアンナが女性であることは隠されていた。秘書を次々クビにする伯爵に手を焼いた家令が、困りはてた末に彼女を採用したのだ。新しい秘書が女性で、しかも数日前の事故の相手と知り、初めは憮然としたエドワードだったが、やがて彼女の凛とした生き方に惹かれてゆく。2人の絆は深まるが、身分の差を前にして、想いを打ち消さなくてはと互いに苦悶するばかり。そこでアンナが思い立った、ある手立ては…。全米ロマンス界に一大旋風を巻き起こした話題作、ついに日本上陸。

    もだもだした男女の行動が好きな人におすすめの作品です。
    ロマンス小説を初めて読む方におすすめ。
    ヒーロー、ヒロイン共、脇を固めるキャラも魅力的です。
    ホットな部分もロマンチックで素敵です。

  • 面白かった! ヒーローがヒロインにバラの苗をプレゼント もじもじヒーロー 可愛いです(*^^*) 
    文中にある「カラスの王子」が良い 心が洗われるw

  • 18世紀英国。
    亡き夫の母とつつましく暮らしているアンナ。
    ある日、彼女は疾走してきた馬とぶつかりそうになり、乗り手は振り落とされてしまうー傲慢で無礼な紳士だったが、心惹かれるものを感じるアンナ。
    倹約も限界になり、生活のため働き先をさがす彼女ーそこへ秘書が次々に逃げ出し困り果てたスウォーティンガム伯爵の家令が。
    その職を獲たアンナだが、新しい秘書が女性、しかも数日前の事故の相手と知り伯爵エドワードは憮然とする。
    やがて彼女の凛とした姿に惹かれ、2人の絆は深まっていく…しかし身分の差と、それぞれが抱える苦悩から思いを打ち消そうとするがー
    ヒストリカル・ロマンス。

    私の苦手なヒロインが未亡人、なだけでなくヒーローまで妻子亡をくしている重い設定で…本選び失敗したかな-と思ったけれど、面白かったです。
    各章の冒頭にある懐かしい感じの童話(?千夜一夜物語にあったような)も好き-
    2人が惹かれ合いつつも、身分の差や求めてやまないものを与えられないことで諦めようとする姿は切なかった…
    まぁヒーローが外分も責務も外野を無視して、本心に従って突っ走れば越えられるものだったけど。
    婚約者も絡んで事件があるかと思ったけど、ただの父親のいいなりっぽくて…そのままいってたら前妻と同じ轍だったよねコレ。
    ちょっとそこどうなったの詳しく!と思ったトコロ(パールとホップル、フェリシティのその後)がスルーされてたりもするけど。
    細々と気になる部分もあったけど、そこが許せるくらいの魅力あるお話でした。
    この作者のコンテンポラリーものも読んでみたいな-どこかで翻訳してくれないものか。

  • キャラ萌え度 ★★★★☆
    ストーリーの面白さ ★★★☆☆
    構成 ★★★☆☆
    おすすめ度 ★★★☆☆

    ≪こんな人におすすめ≫
    ・すれ違い好き
    ・未亡人が好き
    ・主人公回りのキャラが輝く話が好き

    ≪感想≫(※ネタバレ有)
    こんな義母が欲しい!!
    娼婦の姉妹愛に萌え!!!
    というのが一番の感想でした。

    主は未亡人のヒロイン:アンナと天然痘コンプレックスのスウォーティンガム伯爵。
    早くに旦那を亡くしその旦那の母親と貧乏暮らしするアンナは伯爵の秘書となり……
    というお話。
    この小説は主人公の二人だけではなく、脇役がとにかく輝いていました。
    伯爵の近侍、アンナの救った娼婦姉妹、義母、犬
    そこが本当に良かったです。

    個人的に伯爵が好みのタイプではなかったので私には合わなかったのですが、
    伯爵が好きすぎて娼館アフロディーテの洞窟に乗り込んだところはすごいなぁと思ったり。

    ですが、どう考えても最初から二人が惹かれあっているのが明白で、
    伯爵は子供欲しい!!アンナエロイ!!だったのですぐくっつくなぁ……という感じで。

    二人の感情の変化というよりは二人がいかにして結婚に至るかを見るお話でした。

  • この作品はキャラクターが輝いていたように思う。ヒロインもしっかりしてて好きだけど、行動力がありすぎてオイオイ・・・(汗。ヒーローへの愛のために全力で墓穴掘ってるみたいでハラハラ。最終的には終わりよければすべてよし!って感じで、なるようになってほんと安心した。

  • 全然かわいくない犬が笑える。未亡人設定のヒロインだから、人物がしっかりしていて当然!?浮ついていない。意外と大胆な行動に出るのがビックリで、最後まで楽しく読めた。癇癪持ちだけど、優しい伯爵に愛されてハッピーエンド♪ 外見に惑わされないようにっていう教訓付?!
    原題:The Raven Prince

  • いつも読んでるのよりちょい古めの時代(1760年~/18世紀)なので、ちょっと雰囲気違っていて面白い。正式な場にはカツラ必須なのね…。
    ジョック(マスチフ)が愛嬌あってかわいいな。

  • 痘痕伯爵 × 未亡人

    理想の女性は『優しくて淫乱』と言った人がいたが、ヒロインはまさにそれ。
    ありがちな、かっとなって地雷踏んじゃったとかはなし。
    癇癪持ちのヒーローに終始忍耐強く率直な態度。
    珍しくイケメンではないヒーローだが、飾らない態度には好感が持てる。

    旅行先で読もうと積んどいたのに、ちょっと味見のつもりが一気読みしてしまったほど、面白かった。

  • 顔の天然痘痕がコンプレックスになっている頑固で癇癪持ちの伯爵エドワードと、田舎で義母と暮す未亡人アンナの2人が主人公。

    アンナは生活の為にエドワードの秘書として働くことになる。
    一緒に過ごすうちにお互いを意識するようになるが、身分違いだからと素直になれない。

  • 公爵とその秘書の身分違いの恋
    身分違い以外に、二人が結ばれるのには障害があって
    どうするの?とヒロインに突っ込まれているようなヒーローとのやり取りが面白かったです。

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