不埒な侯爵と甘い旅路を (ライムブックス マ 4-1)

  • 原書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (563ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562044924

作品紹介・あらすじ

父が爵位を賜り、平民から貴族の仲間入りをしたタルボット家は、なにかと噂の的にされてばかり。五女のソフィはきまじめな性格のため、つまらない娘だと決めつけられている。
 あるガーデン・パーティに出席した折り、姉の夫の浮気現場に出くわしたソフィは、少しも悪びれない義兄に怒りを爆発させ、勢いあまって池に突き飛ばしてしまった。
 貴族たちからの冷たい視線に耐えられなくなった彼女は、パーティを飛び出して、馬車に飛び乗った。〝放蕩王者〟の異名を持つエヴァースリー侯爵の従僕を買収して。ただし、その馬車の行き先は、ソフィの家があるメイフェアではなかったから大変なことに。
 父のライン公爵が危篤という報を受けて、本邸がある英国北部へと向かっていたエヴァースリー侯爵は、馬車の休憩所で偶然ソフィーと出会う。町の子供をならず者から助けようとして怪我をした彼女はエヴァースリーに助けられ、彼の意外な優しさに動揺してしまう。そして二人は、運命のいたずらから、婚約者のふりをしてカンブリアへと共に旅することになるのだが……!?

感想・レビュー・書評

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  • 労働階級から貴族になったヒロイン一家。
    ただその経緯から他の貴族の間では噂話ばかりされている。
    その上末娘のヒロインが、姉の夫である公爵の不貞を見つけ、公爵を池に落とすという事件まで起こしてしまう。

    ヒロインに振り回されるヒーローが大好物なので楽しかった!
    でも心ない言葉でヒロインをいちいち傷付けるのはいただけない。
    その後に自分で自分の言葉に後悔してるヒーローは愉快だったけども。
    それでも終盤のヒーローは酷かった。
    誤解しても仕方のない状況だったとしても、ヒロインの愛を信じてほしかった。

    二人には結婚式を是非ともやり直してほしかったな。
    でも幸せなエピローグが見れたのは良かった。
    次作はヒーロー友人のスコットランド人の公爵の話だけど、個人的に気になってるのはヒロインの長姉とその夫の公爵。
    今作読む限りどうしようもない夫だけどどうなるのかな…

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