熊野 神と仏

  • 原書房
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本棚登録 : 36
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562045136

作品紹介・あらすじ

気鋭の第一人者が「聖なる地」と日本人の宗教を語り合う!世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の謎をとく。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙を見たときは難しそうな本だと思いましたが、
    中を開くと文字が大きくて読みやすくかったです。

    熊野に行く予習として読んだので
    熊野本宮のご利益(再生など)や
    湯峰温泉での湯垢離の事を知る事ができてよかったです。

    個人的に
    田中氏が語る「紀伊山地の霊場と参詣道」についての話が
    心に残りました。

    『世界遺産になった
    「紀伊山地の霊場と参詣道」は
    紀伊半島全体の大自然の中にそれぞれ違う宗教、
    違う聖地性をもったものが混在していて、
    それが道でつながって、
    千年単位で日本人の心を癒してきた』

    熊野といえば熊野三山の事だとばかり思い、
    吉野や高野を一切視野にいれてなかった
    自分の頭の悪さが身に染みました。

  • 日本本来の宗教観は、神仏習合、神仏混淆である、ということが実感できる一冊です。

    そして、熊野の凄さがよくわかる本でもあります。

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