図説 世界史を変えた50の鉱物

  • 原書房
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562048717

作品紹介・あらすじ

本書は、「鉱物」という言葉を広義にとらえ、人類が文明を築くうえで重要な役割を果たしてきた金属、合金、岩石、有機鉱物、宝石の原石をとりあげている。フリントや黒曜石から青銅や鉄まで、有史時代のごく初期までさかのぼって産業と交易の起源をさぐり、旧世界と新世界の偉大な古典文明の金、銀、象牙、翡翠で作られた驚嘆すべき芸術作品を紹介する。また現代社会の化石燃料の使用、鋼やアルミニウムの生産、ウランやプルトニウムから取り出した核エネルギーの利用などから、工業化の流れを示している。

感想・レビュー・書評

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  • 鉱物という事なので、ダイヤや金、銀、プラチナなどの貴金属、鉄や鋼など工業用製品の原材料となる物質などはなるほどと思ったが、アスベストやプルトニウム、ウラン、ラジウムなど現在では害のイメージが強かったので、載っていること自体に驚いた。しかし、読んでみると害があることが分かる前は、有用な利用方法が有り、その恩恵を受けていたのだということがよくわかった。

  • 本書は、「鉱物」という言葉を広義にとらえ、人類が文明を築くうえで重要な役割を果たしてきた金属、合金、岩石、有機鉱物、宝石の原石をとりあげている。フリントや黒曜石から青銅や鉄まで、有史時代のごく初期までさかのぼって産業と交易の起源をさぐり、旧世界と新世界の偉大な古典文明の金、銀、象牙、翡翠で作られた驚嘆すべき芸術作品を紹介する。また現代社会の化石燃料の使用、鋼やアルミニウムの生産、ウランやプルトニウムから取り出した核エネルギーの利用などから、工業化の流れを示している。

    目次
    ダイヤモンド

    青銅
    アラバスター
    明礬
    アルミニウム
    アスベスト
    琥珀

    粘土〔ほか〕

    著者等紹介
    シャリーン,エリック[シャリーン,エリック][Chaline,Eric]
    歴史および哲学のジャーナリスト、ライター。現在、イギリスのロンドンに在住、ロンドン・サウスバンク大学で社会学の大学院研究指導にあたっている

  • 金、鉄、ダイヤモンドなど当然だろうなってものから、砂(ガラスの原料)とか、象牙、真珠、まで含まれてて幅広い。

    アスベストの健康被害が昔からわかってたんだとか、毒薬多すぎるとか。
    ガンジーの塩の話とかへぇーって読めた。

  • Fifty Minerals that changed the course of History ―
    http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=04871-7

  • どうも私には読みにくい文章が多かった気がする

    長年毒としか認識していなかった物が昔は日常的に使われていたことに驚いた。
    砒素は昔は毒物認定されていなかったんだねえ


    鉱物の話も面白かったが、それにまつわる歴史も良かった
    ただ欧米中心だから話にのめり込むことはできなかった。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:459//C31

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