東洋医学式 女性のカラダとココロの「不調」を治す44の養生訓

著者 :
  • 原書房
3.95
  • (8)
  • (6)
  • (4)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 106
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562052646

作品紹介・あらすじ

女子力、ホルモンバランス、エイジング、更年期障害……女性を脅かす〈不調〉に負けない!
予約のとれない鍼灸師による女性の美と健康を守る養生法を大公開!
ペットボトル温灸、爪楊枝鍼、肩甲骨体操など、東洋医学の知恵で元気に美しく。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 著者東洋医学の専門家なのだろうけど、
    このゆるさ…助産師的な感じがする
    基本的に守るところは西洋医学と今の栄養学のようだ

    バックヤードはどのあたり?と疑ってしまうと…
    漢方薬やさんかな?

    とにかく、p119
    化学物質が!経費毒!添加物が!農薬が!放射線が!……っていといろ煽られちゃってる人。それねぇ、全部問題ないから。

    …とあり、がくっときて本を閉じそうになった。
    人間にはもともとデトックス機能があり、必要のないものは体のそとに追い出す力をもってるかららしいのだが…単純すぎるだろ。
    そのデトックス機能が何世代にもわたって傷害されてるもとが、それらの社会毒なのではないの?
    肝臓、腎臓、肺が大丈夫なら何も気にしなくていいって…
    子どもとかこれから子ども産む人とか、子どもほしい男性とか、世の中の毒を減らしたい、こどもの未来が心配だっていうひととか、けっこう気にした方がいいと思う。
    そして、世の中の流れを変えるには、みんなで行動しないといけないからみんなきにしたほうがいいと思うよ。
    この本を読んで、あらかた大丈夫、デトックスなんて意味ないと思ってしまう呑気さが、にほんじんなのでしょう…
    のんき後押しブック。

    最後には、生理用ナプキンの経費毒なんか存在しないというような話で。それらは女性への呪いだと。高分子ポリマーは吸収されないし。
    紙ナプキンのほうが手間ないけど、手間だからって布ナプキンがいいというすすめを呪いだというのは、逆に女性の健康への軽視ではないのか。そんなに布ナプ業者って紙ナプを使うと不健康だ~って脅したりしてる?経費毒コワイって思ったら素直に布にすればいいし、過剰に怖がらせてるとは思わない。疑わしきは使わない、ってすればいいだけ。慣れるし


    文体、きさくな話し言葉に終始し、非常に疲れる。

  • 呪いにとらわれてるところが女子はあって、それが違う!と言ってくれた専門家の意見はすごい良かった!

  • 心身の調子を整えるための簡単だけど忘れがちな色々のポイントが書かれている。東洋医学のことを読みやすい形で書かれてる本がほしい初心者さんにおすすめ。

  • 東洋医学の世界観が好きだから読んでて楽しかった。
    冷えとりやったことがあって、半年くらい?続けたんだけど
    10枚も重ねて履いてるのにだんだん足が冷たくなっていくのを感じて疑問を抱いて止めた。
    経皮毒とか、そういうのに近い概念だと思う。私に正しい東洋医学の知識が無かったから、まさに冷えとりの本を読んで書かれていること全部東洋医学のことだと信じ込んでしまった。半分宗教だと思うあれは。
    そのモヤモヤとした気持ちをスパッと斬ってくれた気がして、冷えとりのところを読んでてすっきりした。

    あと、ですます調ではなく口語体で書かれている実用書なのに、全く嫌な感じがしないのは驚き。大抵知識形の本で口語体で書かれるとその著者の話し方が気になって内容が入ってこないんだけど、この人のは読みやすい。なんでだろう。

    養生の基本があっさり分かりやすく書かれていたのがすごく良かった。ここだけを勿体ぶって一冊ダラダラと書く人もいるから、こう読んでて「何が言いたいの?」状態にならないのは有難い。

    後半は怒涛の勢いでスピリチュアルの話になった。
    子宮とスピリチュアルを掛け合わせたメソッドをビジネスにしている人を知っているから
    女性が身体のことに携わると、どうしてもスピリチュアルに近しい世界になるのかなと思った。
    確かにスピリチュアルらしい表現をされるときもあるけど、布ナプキンは単純に心地いいよ。
    紙ナプキンよりも生理痛が軽くなったし、お股がぽかぽかする。それに独特の嫌な匂いが少なくなる。
    蒸れることも無くなるからお股周辺の皮膚がかぶれなくなった。(あくまで個人の感想)

    前半は単純に知識の部分が多くて面白かったけど、後半は著者の価値観が全面に出てきてちょっと嫌だったな。
    ある物事に対して、感情的に接するか理論的に接するかどちらか一方の態度を貫いて欲しい。
    理論的に考える人が途中から感情的に話すようになると混乱するし、私もつられて感情的になってしまうから。
    これは本に限らず現実でもそうですね。

    ペットボトルや爪楊枝のは面白そうだけどやらないかな。めんどいし。
    養生の①よく寝る ②旬のものを食べる ③運動する は基本でどこでも聞くことだからこれからも日々の自分の体調に合わせてそれなりに対処していくよ。

  • 喋り口調なのが読みづらい

  • 【おはよう】
    1日の元気って朝起きた時に決まりがちです。
    そんな1日をすごさないためにも
    一緒に直していきませんか?

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 若林理砂|note
    https://note.mu/lisawaka

    原書房のPR
    女子力、ホルモンバランス、エイジング、更年期障害……女性を脅かす〈不調〉に惑わされない!予約のとれない鍼灸師による女性の美と健康を守る養生法を大公開!ペットボトル温灸、爪楊枝鍼、肩甲骨体操など、東洋医学の知恵で元気に美しく。
    http://www.harashobo.co.jp/book/b369101.html

  • 久々に体のことで信頼できそうな人の本を読んだ。三陰交、血海、陽池、湧泉、帰来の灸してみよう。帰来はやったことなかったなあ。

  • 帯表
    爪楊枝鍼
    漢方薬チャート
    ペットボトル温灸
    女子力、ホルモン、エイジング、更年期障害・・・
    女性を脅かす“呪い”に負けない!
    帯裏
    体質を知るチェックシート
    (冷乾・冷質ママ・熱乾・熱湿)
    第1章・・・肌荒れしない
    第2章・・・年をとることをおそれない
    第3章・・・疲れをこじらせない
    第4章・・・むくまない、代謝を滞らせない
    第5章・・・太らない
    第6章・・・ちょっぴりの魔法をかける
    第7章・・・更年期はこわくない
    第8章・・・心が元気でいるためには、からだを無視できない
    第9章・・・オカルト子宮教に脅かされない
    見返し
    あっちこっちでさまざまな情報に惑わされている女性たちが、幾重にもかけられてしまった「呪い」を自力で解いて、最終的にはそれらを全部笑い飛ばせるくらいのパワーをつけてあげたい。そう思ってこの本を書いたのです。
    (「はじめに」より)

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

臨床家・鍼灸師。1976年生まれ。高校卒業後に鍼灸免許を取得。早稲田大学第二文学部卒(思想宗教系専修)。2004年にアシル治療室を開院。予約のとれない人気治療室となる。古武術を学び、現在の趣味はカポエイラとブラジリアン柔術。著書に『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』(ミシマ社)、『安心のペットボトル温灸』(夜間飛行)、『決定版 からだの教養12ヵ月――食とからだの養生訓』(晶文社)など多数。

「2022年 『気のはなし 科学と神秘のはざまを解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

若林理砂の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×