町を歩いて本のなかへ

著者 :
  • 原書房
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本棚登録 : 73
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562054169

作品紹介・あらすじ

本にみちびかれ、ときには本に埋もれそうになりながら、東へ西へ、今日から明日へ。ブックイベントの現場から見えてくること、多様化する本の場所、本が取り持つ縁など、ルポ、書評、エッセイを集大成したヴァラエティな一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 「そして本だけが残る」という雑誌本とコンピュータの記事がよかった。取次を通る書籍なんて一部にすぎなくて、統計には含まれていない。統計外の本の世界に目を向けてみよう。という記事。
    BCKも本に掲載されていて感謝。
    にしても、ナンダロウさんの学生時代の思い出を読むと、数年遅れの自分の学生生活の貧しさに絶句。理系の大学のせいかなぁ。
    気になる本の紹介も結構あった。再度確認しなくては。

  • 2018/8/7購入
    2018/10/20読了

  • 第3部「早稲田で読む」が実に楽しい。

  • 本のあるコミュニティ、まちライブラリー、一箱古本市など各地のブックイベント…。地域や本に関わる人々の新しい試みを紹介。これまでにさまざまな雑誌や媒体に掲載された書評、エッセイ、ルポを集大成。

    たぶん私の興味のせいか,面白く読めたところとどうでもいいところとの差がある。

  • Mr.一箱古本市として知られる著者の、これまで様々な媒体に発表されたコラムをまとめたエッセイ集。段組がコロコロ変わり、ボリュームがあるが読みやすい。一箱古本市の現在に触れた序盤はもちろんだが、昭和末期から平成初期の早稲田界隈での日々を綴った膨大なコラムは、その場所や状況をほとんど知らないこともあってか、非常に興味深く読めた。当時の古書の状況やその変化や、現在における本と人、街とのあり方など、いろんな物事が見えてくる。

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著者プロフィール

1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。早稲田大学第一文学部卒業。明治大学大学院修士課程修了。出版、古本、ミニコミ、図書館など、本に関することならなんでも追いかける。2005年から谷中・根津・千駄木で活動している「不忍ブックストリート」の代表。各地で開催される多くのブックイベントにも関わる。「一箱本送り隊」呼びかけ人として、石巻市で本のコミュニティ・スペース「石巻まちの本棚」の運営にも携わる。
著書に『ナンダロウアヤシゲな日々』(無明舎出版)、『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)、『町を歩いて本のなかへ』(原書房)、『編む人』(ビレッジプレス)、『本好き女子のお悩み相談室』(ちくま文庫)、『蒐める人』(皓星社)、共著『本のリストの本』(創元社)などがある。

「2021年 『古本マニア採集帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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