本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562054169
作品紹介・あらすじ
本にみちびかれ、ときには本に埋もれそうになりながら、東へ西へ、今日から明日へ。ブックイベントの現場から見えてくること、多様化する本の場所、本が取り持つ縁など、ルポ、書評、エッセイを集大成したヴァラエティな一冊。
感想・レビュー・書評
-
「そして本だけが残る」という雑誌本とコンピュータの記事がよかった。取次を通る書籍なんて一部にすぎなくて、統計には含まれていない。統計外の本の世界に目を向けてみよう。という記事。
BCKも本に掲載されていて感謝。
にしても、ナンダロウさんの学生時代の思い出を読むと、数年遅れの自分の学生生活の貧しさに絶句。理系の大学のせいかなぁ。
気になる本の紹介も結構あった。再度確認しなくては。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第3部「早稲田で読む」が実に楽しい。
-
Mr.一箱古本市として知られる著者の、これまで様々な媒体に発表されたコラムをまとめたエッセイ集。段組がコロコロ変わり、ボリュームがあるが読みやすい。一箱古本市の現在に触れた序盤はもちろんだが、昭和末期から平成初期の早稲田界隈での日々を綴った膨大なコラムは、その場所や状況をほとんど知らないこともあってか、非常に興味深く読めた。当時の古書の状況やその変化や、現在における本と人、街とのあり方など、いろんな物事が見えてくる。
全5件中 1 - 5件を表示