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- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562056378
作品紹介・あらすじ
大戦時にドイツ国防軍情報部が世界に先駆けて創設した特殊作戦部隊「ブランデンブルク隊」。様々な作戦の陰に彼らの活躍があったことはあまり知られていない。本書はこの特殊部隊の誕生から終焉までを徹底した取材から克明につづる。
感想・レビュー・書評
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「Hitler's Brandenburgers: The Third Reich Elite Special Forces 」の翻訳(2019/02発行)。
本書は、ドイツ第三帝国の国防軍が創設した特殊部隊「ブランデンブルク」の誕生から終わりまでの作戦と活動を綴った書籍です。
アプヴェーアのカナリス提督、国防軍のヨードル上級大将、国家保安部のハイドリヒSS大将、武装SSのスコルツェニーSS中佐などが複雑に絡みあった特殊部隊「ブランデンブルク」の歴史について詳しく書かれており、和書で他に類書が無いので大変貴重なモノではないでしょうか。 特に本書でしか読めないような、アフリカ/中東やバルカン半島、フランス、イタリアでの戦歴やエピソードは、貴重だと思います。
只、著者のパターソンは、様々な資料や信頼出来る書籍、関係者の証言を基に、その場その場の言葉で書かれているためか、非常に読みづらく、又、解りづらい内容となっています。 このため、内容を理解しながら読むのに苦労すると思いますので、事前に広田 厚司の「WW2ドイツの特殊作戦」やクリステル・ヨルゲンセンの「ヒトラーのスパイたち」辺りを一読することをオススメします。
貴重な書籍ではありますが、上記のような問題点も有り広くオススメ出来る書籍で無いのは残念です...詳細をみるコメント0件をすべて表示
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