- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562060184
作品紹介・あらすじ
宝の地図に金貨――きらびやかな海賊の略奪品が展示される、ヘリテッジ協会主催の大海賊展初日。
すべてが一瞬の出来事だった。
照明が消え、ガラスケースからは、大きなダイヤモンドがはめ埋め込まれた髑髏の杯が消えていた。
そばには刺殺された協会の研修生。
現場に居合わせたセオドシアは、事件解決の鍵は髑髏の杯とにらみ、調査を開始。
すると、盗まれた杯は大海賊「黒ひげ」の頭蓋骨で作られたもので、底に刻まれた暗号が財宝のありかを示すらしい。
新居のお披露目パーティーに、お茶とチーズのちょっと珍しい試食会。
セオドシアは目の回るような忙しさの合間をぬって、海賊の暗号解読と犯人捜しに奔走し!?
感想・レビュー・書評
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紅茶探偵シリーズ。
何故か主人公のセオドシアが、他の男性と恋に落ちてしまいます。そんなにロマンス色を出さなくてもいいと思うのですが。
インディゴ・ティーショップのメニューは相変わらず魅力的です。紅茶のある毎日に乾杯! -
殺されてしまった青年のことを
息子のように思っていたと
一緒に襲われて怪我をした女性が言った
結婚も子どもを持つこともしないまま歳を重ねてきたけれど
彼とはとてもウマが合ったと
もしかしたら恋に発展していたかもしれないね -
お茶とチーズの試食会、面白そう。
セオ、恋人より別の男性に夢中。
どうなることやら・・・
次巻も何やら面白そう。 -
2013年12月22日読了。
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度々殺人事件が影を落とすが、人々を魅了して止まないチャールストン。今回も海賊展や食とワインの祭典などイベントが目白押し。町の魅力やおいしそうな料理の数々の描写にうっとり。その反面、犯人の人物描写が薄い気がするので、話の最後にものすごく唐突に出てきたように感じてしまう。
近頃パーカーの影が薄いと思ったら、セオ、別の人に熱上げちゃいましたよ。
個人的には、この話は無理に殺人事件にしないで、海賊の宝探しに焦点をあてた方がよかったと思う。
巻末レシピ
・インディゴ・ティーショップ特製、ショウガ入りの桃の冷製スープ
・トマトとバジルのディップ
・ヘイリー自慢のレモン・スコーン
・レモンのチェスパイ
・ゴートチーズのトリュフ
・チーズたっぷりのブルスケッタ
・クスクス・サラダ
・昔ながらのクランペット
・ミス・ティンプルお気に入りのティー・ケーキ
・クリームたっぷり夢見るパフェ
・簡単チャイ・ティラミス
"Scones & Bones" by Laura Childs