ローズ・ティーは昔の恋人に (コージーブックス チ 1-3 お茶と探偵 13)
- 原書房 (2014年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562060313
作品紹介・あらすじ
サンゴ礁と魚たちが織りなす水中庭園――セオドシアが水族館の巨大水槽をうっとりと眺めていると、目の前の水中で必死にもがく男性の姿が。あれは元恋人パーカー!? 懸命の救助も間に合わず、彼はその場で絶命した。警察は事故死と断定するが、セオドシアの目はパーカーの腕にある傷を見逃さなかった。 おそらく犯人に抵抗したときにできたもので、これは事故なんかじゃない! 早速調べてみると、彼はいくつもトラブルを抱えていて……⁉
感想・レビュー・書評
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このシリーズのせいで、チャールストンは行ってみたい町リストに登録されている。今回は水族館が舞台で歴史的建造物はそれほど出てこないなぁと思ったら、借り物競走でスポットを回る場面が出てくる。表紙で和服を着ていたり、口絵で茶道具が描かれていて、ローズティとは違うなぁと思ったら、茶道を披露する場面が出てきた。私が覚えた茶道と違う気がする(抹茶より先にお湯を入れていた件)けど作者の勘違いなのかなと思う。茶道が紹介されているのは嬉しいから、そこは目をつむることにした。
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お茶と探偵シリーズ第十三弾。
どうも順番を間違えて読んでしまったようで、時間を遡ることになった。
それが証拠にデレインがまだ結婚していない。
最初の舞台は水族館。
それは良いとして、元彼を被害者にするのはいかがなものか。
日常的な舞台、そこで殺人、危険な目にあうこともあるけど、最後はハッピーエンドがお約束のコージーミステリーとしては、
コージーとミステリーのバランスが難しいのだろうが、平和的に別れた元彼が殺されてしまうのはどうも違う気がする。
日本人としては、着物の着付け? お茶の点て方、順番が?とか突っ込みどころもあるけど、
茶道がかなりちゃんと取り上げられていて良かった。
あとは、意外な犯人だったのも。
でも、リビーおばさんがなぜか巻き込まれ、蜂にさされるところは肝が冷えた。
そしてデレイン、婚約おめでとう。
先を知っているので、ちょっと可哀想だけど。 -
ティーショップのオーナー、主人公のセオドシアが活躍するコージーミステリ。
今回、後半では日本茶でもてなす場面が出てきます。海外で日本茶がどんなイメージを持たれているか垣間見られるシーン。高浜虚子の俳句が紹介されていて驚きましたが、なんというか、やっぱりちょっと作法が違う気も。
今回も彼女は危険を顧みず大活躍。しかし、段々彼女が某国の某葬儀社の若社長に見えて来るのは何故? -
彼氏のマックスは、ほとんど出番がなかったのね。
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主人公の恋人が、普通のデートがしたいと言う
州警察がドアから突入して誰かを逮捕したりするようなことがない、静かなゆったりした夜
犯人が逮捕された後、ゆったり過ごしたのかしらん -
インディゴ・ティーショップのイベントが毎回楽しそう。
今回は、茶の湯。
最後、ポルシェで帰っていいのか!と突っ込んだ。