ホビット〈下〉―ゆきてかえりし物語

  • 原書房
4.12
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本棚登録 : 330
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562070015

感想・レビュー・書評

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  • 指輪物語の前日譚。
    ビルボの物語。
    映画はちょっとやりすぎだと思う。
    人間とは違う種族達と仲間になって冒険の旅に出る。
    ワクワクする物語。
    ファンタジー楽しい。

  • 借りたもの。
    コメディのような樽乗り大脱走から、表現が詩的な竜との駆け引き問答に続き、後半は非常に硬派になる。
    スマウグの毒とも言える、私利私欲、我欲がぶつかり、ドワーフ、エルフ、人間の一触即発の事態。その描写に戦争について考えさせられる。
    ホビットは目立たないながらも良い方向へ向かう働きをする。
    上巻に続き注釈の充実ぶりは言わずもがな。
    台詞ひとつひとつにある、トールキンの思想・意図が細かく解説。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      映画「ホビット 竜に奪われた王国」を観に行ったのですが、ガラガラのがら空き。。。面白いのに残念、、、
      映画「ホビット 竜に奪われた王国」を観に行ったのですが、ガラガラのがら空き。。。面白いのに残念、、、
      2014/04/03
    • 亞綺羅さん
      > nyancomaruさん
      えぇ!?それはもったいないですね……あんなに面白かったのに…
      次回作で支持がぐっと上がることを期待します…...
      > nyancomaruさん
      えぇ!?それはもったいないですね……あんなに面白かったのに…
      次回作で支持がぐっと上がることを期待します……
      2014/04/05
  • 「ホビットの冒険」の文庫版です。岩波版とは訳者が異なりますが、原語を意識できるこちらの方が現在の自分には好み。ただ、子供の頃読んだ岩波版への思い入れは消えませんけどね。資料的にも充実していて素晴らしいです。

  • 新訳であり、上下巻ともに注と解説が充実している。

    トールキンの作品、シルマリルから指輪へと繋がる流れに、無邪気な創作を出発点とした本作が合流する。
    解説でも多分にふれられているとおり、再考されるべきはひとつの「宇宙」として物語が構築されていること。語り手による、私たち読者からすれば知りもしないことがらへの「もちろん」の多用が、「あちら側」の完成された世界を示しているというのは興味深い。『ミドルアース』より。

  • 子どもの頃、岩波の瀬田貞二訳を耽読しました。寺島竜一画伯のイラストも素晴しかったです。。。(チョッと事実と異なる部分がありますが、無視してください。)

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    「映画「ロード・オブ・ザ・リング」で世界中にブームをまきおこした
    J.R.R.トールキンの『指輪物語』。
    その前章の物語『ホビット』の定本(第四版)の新訳版!
    著者自筆の挿絵および各国語版の挿絵を収録。
    時代を越えて読み継がれる“名作”の理解を助ける詳細な注釈つき。
    2012年12月、3部作の第1弾「ホビット 思いがけない冒険」が
    ついにロードショー! 」

  • この本、さすが学者の訳した本らしく、注釈が多い。解説も、トールキンの専攻であった古英語の知識から本文を解釈する体裁を取り、トールキンの意図が分かり、面白く読めた。出来れば、原文に挑戦したいところだ。

  • やっとの思いで目的地にたどり着く一行ですが、肝腎のことが話し合われていなくて、勇ましいけど抜けたところがあるドゥワーフたちがなんとも可笑しくて、憎めないです。ドラゴンは急所を突かれて滅びました。めでたしめでたしとなるかと思って読み進めると、その後の展開は予想外でした。物語の始めは、スマウグが災厄の原因(スマウグが悪さをしなければ良かったのは確かですが。)だと思っていましたが、本当の原因は、「財宝の山」とそれに目が眩んでしまう事なのかも。

  • なるほど、そうきたか……といった感じ。

    下巻も見どころはたくさんあったけど、最後の戦いはもっと書いて欲しかったかな。
    映画化で迫力あるものが出来上がっているのに期待。

  • 16

  • 読了〜。上と同じくとても読みやすく、面白かった。いよいよ、指輪物語に挑戦だ!!

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著者プロフィール

(1892-1973)オックスフォード大学教授。言語・神話への豊富な知識を生かして創造された別世界ファンタジー『指輪物語』は世界中に熱狂的なファンを持つ。他に『ホビットの冒険』等がある。

「2022年 『終わらざりし物語 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

J.R.R.トールキンの作品

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