ルベグ積分入門 (新数学シリーズ 23)

著者 :
  • 培風館
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784563003234

作品紹介・あらすじ

参考書: 236-237p

感想・レビュー・書評

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  • 結局、とね日記でのとねさんのコメントを参考にして、本書をルベーグ積分の最初の一冊とし、折原昭夫著『積分と測度』はその後に読むことにしました。

    副読本は志賀浩二著『ルベーグ積分』にします。どちらもイメージを持たせること優先ですが、その方が独学には向いているようです。

    ルベーグ積分の必要性や各種反例については付録に詳しく書かれています。その分ルベーグ積分の高級な話題は他の本に比べると絞り込まれているようですが、その時は不足分を別の本で補えばいいやぁ、ぐらいに考えています、なんとかルベーグ積分のⅤ章まで到達しましたが、この後はR^k次元の抽象空間での理論展開になるので、ちぃと難儀しそうです。

    それにしても、所々字が細かくなってしかも行間も密になるのでそういう箇所はすごい読みづらい。文章量が倍近くになるので仕方ないかっ

    それにしても、なんとか読めるもんだわさっ 既にLS測度やらLS積分のところまで到達、折原昭夫著『積分と測度』は1章で未定義語が頻発してダウンしたので本書の良さが身にしみてわかります。

    残るところあと1章ですが、証明も長くなりかつ前提条件が複雑で青色吐息ですが、猛暑の中なんとか読み終わりました。

    たしかに、あっさり目の洲之内治男『ルベーグ積分入門』も読んでおいたほうがよさそうです。

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著者プロフィール

吉田 洋一(よしだ・よういち):1898−1989年。東京生まれ。東京帝国大学理学部数学科卒業。第一高等学校教授、東京帝国大学助教授、フランス留学を経て北海道帝国大学教授、立教大学教授、埼玉大学教授。著書に『函数論』(岩波全書)、『零の発見』(岩波新書)、『微分積分学序説』(培風館)、『微分積分学』、『ルベグ積分』(以上ちくま学芸文庫)。共著書に『数学序説』(共著者赤攝也、ちくま学芸文庫)。

「2023年 『数学の影絵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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