1と7

著者 :
  • ひかりのくに
3.59
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本棚登録 : 137
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784564018091

作品紹介・あらすじ

すうじの1と7がけんかをしました。「なにさ、ぼくにそっくりななまえして。やい、やい、7のまねしんぼめ。」と、1がいうと、「へん、へん、ぼくはまねしんぼなんかじゃありませんよだ。1こそぼくのまねしんぼじゃない。」と、7もぷんぷんしていいました。

感想・レビュー・書評

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  • 読み方も形も似てる数字の1と7が、お互い「まねしんぼ!」「かざりがちいさい!」「あたまでっかち!」と大げんか。
    確かにケーキだったら7つある方がいいけど、お尻を叩かれるなら1つの方がいい。どっちにもいいところがあって、ヒートアップして泣き出したふたりを慰める仲間の数字たちの「頭が大きいのは大きな帽子がかぶれるってこと」「飾りがないってことは大人っぽくてかっこいいってこと」のスーパーポジティブな声かけは見習いたいところ。
    7歳の息子を含めた今の子どもたちがこんな風にお互いを認め合っていければいいなぁと思う。

  • なんで喧嘩してるのこわい
    って読み終わったあとに泣いた

  • 「1」と「7」の勝負!!さあ、どっちが勝つかな⁈

  • 2018/8/17 20:51

  • 2015年度 1年生 合同 6分50秒
    算数で習った数字の形を題材にしながら周りの人たちとの関わり方を描いた、視点がちょっと変わった絵本。
    登場数字がたくさんでしたが、TGさんが面白く読んでくださいました。

  • 数字の1と7が喧嘩します。それぞれの言い分がとてもほほえましいです。

  • *未購入*
    2歳9ヶ月時、図書館にて借。

    「ケンカしてるー!」とビックリ。
    1と7がずっと揉めてるから、なんとなくお好みではないみたい。
    読んでいる最中にフックブックローの「なかなおり」の歌を歌い出す。

  • 読み方、スタイル、色々な見方で1と7が仲違いして争っています。さて、どんな仲直りが…?

  • 1と7の口喧嘩、なじり合いが面白い。
    数字の読み方(1.2.3・・・ひとつ、ふたつ、みっつ・・・)をちゃんと知ってから読むべき。
    (読んだ時期:3歳7ヶ月)

  • 数字の1と7が自分達の見た目を争って喧嘩する、ユニークなお話です。喧嘩のレベルが本当に子供の口げんかみたいな感じで、思わず笑ってしまします。

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著者プロフィール

1955年、大阪府に生まれる。2000年に『ハリネズミのプルプル』シリーズ(文渓堂)で赤い鳥文学賞、2005年、『きらい』(解放出版社)でIBBY推薦図書リスト選定、2011年、『ものすごくおおきなプリンのうえで』(教育画劇)で日本絵本賞大賞、2012年、『へちまのへーたろう』(同)で日本絵本賞など受賞多数。他の絵本作品に『どうぶつえんはおおさわぎ』(文研出版)、『ぞうがいるってすてき』(BL出版)、『いただきまーす!』(解放出版社)ほか、童話作品に「コロッケくんのぼうけん」(偕成社)、「あいうえおパラダイス」シリーズ(理論社)ほか多数ある。

「2016年 『うふふ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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