ねえ、どれがいい? (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

  • 評論社
4.08
  • (76)
  • (70)
  • (40)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 1282
感想 : 93
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566001985

作品紹介・あらすじ

「ねえ、どれがいい?」と聞きながら、つぎつぎ出されてくるのは、とんでもない選択ばかり。子どもたちは「どれもイヤ」といいながら、大喜びであれやこれやなやみます。長いあいだ愛されつづけてきたベストセラー絵本の改訳新版。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • レビューがバーニンガムファンの方を傷つけないように、選書にも大変気を配った一週間だったが、今日でおしまい。
    バーニンガムのカテゴリーには12冊が収まった。
    作品数の多い作家さんなので、たかだか12冊ではほんの端っこをかじった程度。
    でもそれぞれに思い入れはある作品たちだ。
    もしも皆さんが「いやいや、自分だったらこの本を選ぶ」と思われたなら、ぜひ教えてくださいね。

    というわけで、最後はオールマイティのこの一冊を。
    読み聞かせをされている方なら、一度は必ず読まれたことはあるかと。
    時間調整にこの上なく便利な本で「しまった、3分残ってしまった」などと言う時に一部だけ読むことも出来る。
    5分でも、6分でもOK。また、メインのお話の前に読むのも良いかと。

    インスピレーションを刺激する問いかけが続き、小さな子はその場で立ち上がってピョンピョン跳びはねてしまうこともある。
    「きみんちの まわりが かわるとしたら、大水と、大雪と、ジャングルと、ねえ、どれがいい?」・・主人公の男の子がこう聞いてくるのがスタート。
    そんな・・選べない・・と迷っている子。ぎゃぁぁ!どれもヤダ!と嬉しがる子。
    問いかけては反応を楽しめるので、読む方も楽しいことこの上ない。
    そして、いつの間にか大人も一緒に迷って考える。
    「どこでなら まい子になってもいい?きりの中、海の上、さばく、森の中、人ごみ。」

    最後まで読みたいと思われるなら、12月がおすすめ。
    何故って「どれを手伝う?」という問いかけに「サンタクロースのプレゼントくばり」という選択肢がラストの方に登場するため。
    その箇所をよければ、季節に関係なく読めることになる。
    大人バージョンを作ろうと何度か試みたが、どれも面白くはならない。
    現実的すぎて、笑えないものばかりが出来てしまう。
    こんな本を良く考えてくれたものだ。ありがとう、天国のバーニンガム。

  • 最初は夢中に読んだのを聞いてた子供でしたが、途中飽きてた様子。

  • 究極の選択を迫られる。
    子どもってこういう選ぶ絵本も大好きだよね。

  • 3歳8ヶ月息子

    どれがマシ?という選択肢ばかりだが、それが面白くてケラケラ笑いながら読み進めることができる。

    どれ?という自分で選ぶ、という練習にもなるのかな?

    あとは、これがいい!と決めた時に、どうして?と聞くと理由説明の練習にもなるし、ヘンテコでもなんとか理由を言おうとしているのが可愛い。

  • これまた、子どもに大好評\(^o^)/

    どれがいい?って言われても
    どれもいやな選択肢が多くて‥
    でも、
    子どもなりに選んだり、理由をつけたり
    しながら、楽しく読めまーす\(^o^)/

  • 究極の選択を楽しむ本、と思いきや、意見が割れなそうな質問がたくさんあります。
    我が家はさほど盛り上がることなく、冷静に選んでいました(笑)
    読みながら、現実的ではないシチュエーションを必然的に想像できるところがこの本のいいところ。
    どれがいいかなとわくわくするような夢のある前向きな質問が多い方が楽しかったかなと思います。

  • じぶんできめれるじゆうさがあって、かぞくみんなでみれるし、なんかいみてもおもしろいさくひんでした。せかいじゅうのみんなのためにジョン・バーニンガムさんはかいたんだなぁーとおもいます。そんなさくひんをのこしていってしまったね。

  • 悩む質問や即決できる質問など、人によっても分かれそう。色々と想像できて話しながら読んだら楽しそう。

  • 子どもと、何度も何度も、せーの、で選びあった。想像する楽しさ。

  • 5y0m
    図書館本で読み聞かせ。
    どれも嫌〜!って笑い合いながら
    選んで楽しい時間でした。

全93件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ジョン・バーニンガム:絵  1936年イギリス、サリー州生まれ。ロンドンの中央美術工芸学校を卒業。はじめての絵本『ボルカ―はねなしガチョウのぼうけん』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞、その後『ガンピーさんのふなあそび』(ともにほるぷ出版)で再度受賞をはたす。『いつもちこくのおとこのこ―ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー』(あかね書房)、『ねえ、どれがいい?』(評論社)、『ドライバーマイルズ』『ガンピーさんのサイ』(BL出版)など作品多数。2019年1月逝去。

「2021年 『パイロットマイルズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジョン・バーニンガムの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
なかがわ りえこ
エリック・カール
モーリス・センダ...
中村 牧江
にしまき かやこ
くすのき しげの...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×