きょうはみんなでクマがりだ (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566002876

作品紹介・あらすじ

きょうは、朝から上天気。5人のかりうど(あかちゃんもいれて。でも犬はかぞえない)が、クマがりに出かけます。みんなで、ちっともこわくない、っていいながら、草原をぬけたり、川をわたったり、ぬま地をとおったり。さて、どうなるのかな。この絵本は、子どもたちのあそび歌が、もとになっています。文を読みながら、同じような動作-草をかきわけたり、川をわたったり、そしてクマにであったら家ににげかえるなど-をしてあそべます。

感想・レビュー・書評

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    イギリスの絵本

    兄弟?5人と犬1匹でクマ狩りに行く
    あるある探検隊みたいなノリで
    同じフレーズを繰り返して
    クマのにたどり着くまで
    さまざまな困難が待ち受ける
    でもみんなと行けば恐くない!って感じ
    ついにクマと遭遇
    犬はこのためにいたのか!(笑)
    その後は全速力で逃げる
    距離はあるが常に背後にいるクマ
    なんとか撒けるのかと思いきや
    家にまで来ちゃう!!
    この臨場感を子どもに味合わせたい
    そして全員布団の中に潜り込む
    私も怖い夜は
    布団から体が出ていなかったら見つからない
    という謎の掟があったので
    このシーンは凄くわかる!
    そして裏表紙の見返しに
    その後のクマが描かれている
    クマの哀愁を感じる背中と波打際
    この見開きを見たら
    また追いかけて来たクマを見直し
    よく見たらかわいいクマだったことに気づくかな

    →上の子(中学生)は
    前半の繰り返しで飽きそうだったので
    ノリノリで読んでたら
    いちいちこっち見なくていいから(笑)
    って言われた
    最後のクマを見て
    あれ この絵本面白いやつ?って顔になったので
    追いかけてくるクマをもう一回見て
    かわいい!とウケていた

    下の子(幼稚園年長)は
    前半の繰り返しの部分からノリノリ
    いつもの如く音の部分は自分が読むねが始まる
    他の方のレビューでこの部分が
    もともと歌だったみたいよと教えたら
    自分アレンジで歌い出した(笑)
    沼のところでは『どろんここぶた』を思い出したり
    本当に楽しそう
    そして最後のクマを見て
    このクマさんがどう思ってるのか聞くと
    ともだちになりたかった…
    あそびたかったのに…
    みんなひどい…!
    神妙な面持ちだったので
    そっか悲しかったんだよね
    追っかけてるとこもう一度見てみようか
    と戻ってクマの気持ちを代弁してみる
    家の玄関のシーンで
    「おじゃましま…あ! まって ちょっと 閉めないで!!」
    と言ったらなんだか大ウケしてしまう
    さっきまで ひどい って言ってたのに
    私のせいで台無しか?

    最後まで読んで(見て?)
    面白さを噛みしめる話かなと思う

    • nejidonさん
      えほんのむしさん、こんばんは(^^♪
      これ、アメリカで昔からある「身体を動かすお話」なんですよね。
      ひとりが語り手になって前に出て、言葉...
      えほんのむしさん、こんばんは(^^♪
      これ、アメリカで昔からある「身体を動かすお話」なんですよね。
      ひとりが語り手になって前に出て、言葉と動作を真似するように言います。
      子どもたちは立って、語り手の言う通り(やる通り)に真似して進めます。
      もちろん語り手はこのお話を全部覚えてから、ね。
      長いお話に飽きて来たときに、これをやるとすごく喜びます。
      ただ、元気の良い男の子たちは「逃げる」ところで大騒ぎになります・笑
      おうちでもぜひお子さんとやってみて!
      喜ぶかもしれせんよー。
      腿を両手でトントントントン・・と叩きながら「くまがりーに行こう!」ってリズムをつけて。
      わたしはこれが大好きです。
      勝手に色々言ってすみません。何だか嬉しくなってコメントしました。
      2018/02/19
    • えほんのむしさん
      nejidonさん、こんにちは!
      「身体を動かすお話」を聞いていたら、以前幼稚園でやった「もうじゅうがりにいこうよ」を思い出しました。
      ...
      nejidonさん、こんにちは!
      「身体を動かすお話」を聞いていたら、以前幼稚園でやった「もうじゅうがりにいこうよ」を思い出しました。

      手遊び歌「もうじゅうがりにいこうよ」歌詞

      もうじゅうがりにいこうよ もうじゅうがりにいこうよ
      もうじゅうなんてこわくない もうじゅうなんてこわくない
      やりだってもってるし やりだってもってるし
      てっぽうだってもってるもん てっぽうだってもってるもん
      あっ あっ とら とら おー

      身体を動かしての読み聞かせってとっても楽しそう!(≧▽≦)
      nejidonさんによみきかせをしてもらえる子どもたちは幸せ者ですねー。
      私もその中に混ざりたいです♪
      うちの子どもたちは2人ともお調子者なので、きっと凄くウケると思います。
      教えてくださってありがとうございました!(≧▽≦)
      2018/02/20
  • くりかえしと、音を楽しめる本

    家族5人の狩人一家
    クマを狩りに、さあ行くぞ!


    家族のドタバタ感が良いw
    クマ狩りに行ったのに!行ったのに!!! w

    やっぱりおうちが1番♪

  • 3歳〜。
    繰り返し系。
    短時間で読めます。
    テンポがよいので、読み聞かせ向き。
    西欧作品的なシンプルなタッチの絵柄が好きです。

  • せっかく熊狩りに行ったのに帰っちゃったのがびっくりした!

  • すこししつこい感もあったけれど、さいごのハイペースもたのしかった。ジェットコースターみたいな流れ。
    C8798

  • 3歳10ヶ月の娘のために2013年5月に図書館で借りた本。
    英語版を読む前に日本語版を借りてみました。
    テンポ良く読めて読み聞かせてしてて楽しい本です。
    裏表紙にクマさんが洞穴に帰る途中と思われる絵を見て、娘は「クマさん、寂しそうだね~」といつも言います。

  •  読んであげるなら4歳くらい~。約4分。

     子どもたちがみんなでクマがりにいきます。同じ言葉の繰り返しがあるので、小さい子にとっては興味を持って聞くことができると思います。

     クマに出会った後の逃げるところをスピーディーに、はらはらしている子どもたちの心に添うように読み聞かせたいです。

  • あははははは

    えーーーーなにこれ!!笑

    家族そろって意気揚揚とクマ狩りにでかけます。
    草原を抜けて川をこえてぬかるみをぬけ、森をぬけて吹雪をぬけて・・・

    でもやっとクマを見つけたと思ったら
    一目さんに逃げ帰る!!!

    家に帰って布団をかぶって
    「ぼくらは もう クマがりになんか でかけない。」

    ってなにそれ!!(ばくしょう)

    最後のクマがなんだかしょんぼりと帰っていく後ろ姿もなにこれ^^

    たぶん、英語では韻ふんでたりするのかな?
    テンポよく、楽しく読めたらいいんだろうけど、
    繰り返しが多いし、擬音が多いからむずかしそー

    おじさんのかさも難しかったし、
    リズミカルに読むのってむずかしいなあ

  • この絵本は、思い出がいっぱいです。
    下の娘が、お腹にいる時に病院へ検診に行く時は、いつも幼稚園前の息子と一緒です。
    その病院にあった絵本が、この『きょうはみんなでクマがりだ』でした。
    毎回毎回、この本を読んで!と言っていた息子に妹が出来たお祝いとして絵本をプレゼントしました。
    家でも毎日、何回も読んでいたのですっかり文面を覚えていた私です。
    リズムが、良い絵本だと思います。
    息子はもちろんですが、私も大好きな絵本です。

  • 「きょうは、朝から上天気。5人のかりうど(あかちゃんもいれて。でも犬はかぞえない)が、クマがりに出かけます。みんなで、ちっともこわくない、っていいながら、草原をぬけたり、川をわたったり、ぬま地をとおったり。さて、どうなるのかな。この絵本は、子どもたちのあそび歌が、もとになっています。文を読みながら、同じような動作―草をかきわけたり、川をわたったり、そしてクマにであったら家ににげかえるなど―をしてあそべます。」

    遊び歌、Wer're going on a bear hunt がもと。

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著者プロフィール

1946年、イギリスのハーロウに生まれる。オックスフォード大学卒業後、ラジオやテレビの仕事に携わり、フリーライター、教師、ジャーナリスト、パフォーマーとしても活躍。ドイツ児童図書賞や、イギリスで児童図書に多大な貢献をした人物などに贈られる、エリナー・ファージョン賞など多くの賞を受賞。日本で紹介されている本に『きょうはみんなでクマがりだ』(以上評論社)、『モリーのすてきなひ』(フレーベル館)、『悲しい本』(あかね書房)、『ペットのきんぎょが おならをしたら……?』(徳間書店)などがある。

「2019年 『ハヤクさん一家と かしこいねこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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