たすけて!クマとうさん (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784566007994

作品紹介・あらすじ

おおかぜのひ、クマとうさんがベッドでぬくぬくしていると、ちいさなこえがきこえました。「たすけて!うちがこわれちゃった」もりのみんながこまっています。うばぐるまにどうぐをつんで、ハチミツのサンドイッチとカンテラをもつと、クマとうさんはあらしのもりへ…。

感想・レビュー・書評

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  • ほんとうはそうでなくても(そういう気持ちじゃなくても)森の仲間のために動ける優しいクマとうさん。そしておなじく優しいクマかあさん。

    勇敢でなくても、まわりが勇敢と言えば、勇敢な行動をとって、「勇敢」な印象がついていく不思議。
    子育てでも、優しく育って欲しかったら「優しいね」賢く育って欲しかったら「賢いね」と言ってたら、そう育つのかなぁなんて学びがありました。

    みんなの眠る姿はとても可愛くて微笑ましいです。
    全員の寝てる様子をよく見て欲しいなと思います。

    ひらがなとカタカナで書かれています。

  • ちょっとなさけないくまとうさんの様子がほほえましいです。

  • やれやれ感がすばらしい。

  • ある大風の日、クマ一家の玄関先で「助けてに来て。」とウサギさんの声がします。
    森では大風のせいで、みんなが困っていました。
    クマとうさんは、困っている仲間達を助ける為に嵐の森へ出かけます。
    あわやと思う場面もあって、ハラハラもしましたが、仲間達を難から救い出します。
    クマとうさんの家へ着いたみんなは、クマかあさんのあついスープを飲んで、暖かい毛布やタオルに包まると、グーグー、スースー。
    仲間を連れて家に戻ったクマとうさんもクタクタになって眠ってしまいます。
    みんな心地よさそうに眠っています。

  • こまったなぁ。と思いながらだし。
    ちっとも勇敢じゃないし。
    なクマとうさんのキャラが、愛おしく感じます。
    どっちかというと、
    クマかあさんが、すごい!のです。

  • その夜、森には大風が吹いていました。
    クマさん一家がベッドでうつらうつらしていると、小さな声で助けを呼ぶ声がします。
    声の主はウサギのバンとうさんでした。
    フクロウの巣は吹き飛ばされ、ハチの巣はこわれ、ウサギの家が倒れたうえに、大事な赤ちゃんが行方不明だというのです。
    クマとうさん、勇気を振りしぼり、嵐の中を出掛けて行きました。
    外は大風、ひどい雨です。
    クマとうさんは、みんなの家を直し、ウサギのあかちゃんを助け出すことはできるのでしょうか?

    なんでもできる訳じゃない。でも家族のためならいつも一生懸命の「クマとうさん」シリーズ。
    嵐の中、不器用ながら友達を助け、家族を守る素敵なおとうさんの絵本です。
    暗い外から暖かい明るい我が家へ。絵からも、ほっとした雰囲気が伝わります。
    寒い季節にあったかい気持ちになれる1冊。

  • 父の日近いしね〜〜。

  • 風の強い夜、森の動物たちがクマとうさんに助けを求めてきます。心優しく、勇気のあるクマとうさん。そしてみんなから頼りにされるクマとうさんの影には、クマ母さんの支えがあったんですね。

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著者プロフィール

デビ・グリオリ(Debi Gliori) / ベストセラーの『愛は空いっぱいのお星さま』(山口文生/訳 評論社)をはじめ、多くの賞を受賞している絵本作家。好きな色は青、それも紺碧の青、コバルトブルーの青、地中海のターコイズ・ブルーの青、暖かい群青色の青。邦訳されている絵本では、ほかに『たすけて!クマとうさん』(山口文生/訳 評論社)、『ねむれないしろくまくん』(片山令子/訳 ほるぷ出版)など多数。スコットランドのエディンバラ在住。

「2014年 『オオカミサン、いまなんじ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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