- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566023659
作品紹介・あらすじ
恐ろしい闇の力を秘める黄金の指輪をめぐり、小さいホビット族や魔法使い、妖精族たちの、果てしない冒険と遍歴が始まる。数々の出会いと別れ、愛と裏切り、哀切な死。全てを呑み込み、空前の指輪大戦争へ-。旧版の訳をさらに推敲、より充実して読みやすく美しい、待望の「新版」。
感想・レビュー・書評
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この物語の中で、一番動きがあり、スリリングな場面が続く。
ギムリがガラドリエルを崇拝するに至った理由をその美しさの故だとばかり思っていたが、それよりも(エルフがいつもドワーフを敵視しているにも関わらず)彼女がドワーフを尊重する態度をとったことによることが大きいことに今更ながらに気がついた。そしてその発言からはかつてはドワーフとも仲良くしていたことが分かったからではないだろうか。やはり濃厚な話であるので、読み落としているところも多いようだ。
これからも熟読を続ける。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了。
旅の仲間 下2 -
サムがだんだんかっこよくなってくる♪
もちろん、馳夫ことアラゴルンもだけど。
でも、私はボロミアに人間としての弱さと苦悩と誇らしさを見ることができて、彼が好きになった巻でもある。
ダメ男が好きなんだ(笑) -
ガラドリエルが、ただ、ただ、聡明で、優雅で、気品溢れていた。後半の展開が予想外!サムはいいやつだ。
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ガンダルフの喪失と導き手がいなくなったがための旅の一行の離散。重苦しい展開が続くが、その中でエルフの国の幻想的な場所に立ち寄り一息つくことが出来る。
やはりサムの存在は救いだ。彼の朗らかなキャラクターのおかげで随分とも旅の仲間たちも読者も救われていると思う。 -
つくづく大人なファンタジーだと思ってしまう。
旅の仲間達それぞれが背負ってるもの、この世界の歴史、なかなか脳内イメージが難しいのだけれど、それぞれがそれぞれにひたむきに進もうとしているのはヒシヒシと感じる。
そんな中のサムは、人間臭くて安心する。 -
●J・R・R・トールキン
4-566-02365-6
指輪物語 4
旅の仲間 下2 -
感想は最終巻にて。