かいまみた死後の世界: よりすばらしい生のための福音の書 (評論社の現代選書 8)

著者 : レイモンド・ムーディ 中山善之

• 評論社 (1977年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hayamausioさんの感想 · 2016年1月21日]

1977年、医学博士著。死後の世界を体験した人を調査したレポート。
死後の世界はこういものだろうと想像できるくらい、死後の世界についてのお話はテレビなどを通じて入ってきている。その知識を、意識が朦朧としているときに思い浮かべることで、実際に体験したと勘違いしてるだけ。
と、反論する人も多いと思うが、このレポートは考察するに値する内容だと思う。
真に死後の世界を体験した人達は、その後の生き方が多いに変わっている。エゴを追求する生き方から、この行動は誰かの役に立つか、愛ある行動かどうかを考えて行動するようになった、という点に着目。
死んだ後に何を思うか？ 本当の幸せとは何か？ その行動は正しいのか？ について考えさせられる一冊である。

著者プロフィール

世界的に有名なベストセラー作家で精神科医。臨死体験研究をまとめた『かいまみた死後の世界』(原題:LifeAfterLife)は全世界で1400万部売れ、死に関する人々の概念を全く変えてしまうほどの衝撃を与えた。著書の総販売部数は2000万部超。

「2018年 『人は死にぎわに、何を見るのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」