禅と脳: 大脳生理学と宇宙物理学から「さとり」を科学する (21世紀図書館 46)

著者 : 中山正和

• PHP研究所 (1984年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[そららさんの感想 · 2012年11月17日]

なんとも奇妙といえば奇妙な切り口からの「禅」の科学である。

著者は、一度も坐禅なんてものを組んだことがないというが、まあ、なかなか面白いことをいうものだと思った。

「ことば」の世界を超えて（言葉や理屈というものも大いに大切にするべきものであるが）、自分自身の「いのち」と触れ合うことやら、ビッグバン理論やら、といった内容のことを科学の視点から述べております。