上杉鷹山の経営学 新装版: 危機を乗り切るリーダーの条件

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569537627

感想・レビュー・書評

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  • 20年以上前に書かれたにもかかわらず、現在の経営でも通用する考え方。
    歴史が詳しくない人でも小説のように1日で読めてしまう。

  • 小説のように進むので、読みやすい。
    全体を通して熱い思いがひしひしと伝わる。

    駆け足で、しかし分かりやすく上杉鷹山の人となりがよく分かる。

  • 「上杉鷹山の経営学」読了。鷹山がいかに苦難を乗り越え、経営難に喘ぐ米沢藩を改革していったのかを、現代の経営と重ね合わせて解説している一冊。途中途中に鷹山が言ったであろうセリフが登場し、歴史小説を読んでる気分になりました。リーダーに求められる素質は、当然能力の高さも必要ながら、まわりを燃え上がらせる火種である事、旗を示す事なのだと考えさせられました。

  • 「上杉鷹山の経営学」読了。鷹山がいかに苦難を乗り越え、経営難に喘ぐ米沢藩を改革していったのかを、現代の経営と重ね合わせて解説している一冊。途中途中に鷹山が言ったであろうセリフが登場し、歴史小説を読んでる気分になりました。リーダーに求められる素質は、当然能力の高さも必要ながら、まわりを燃え上がらせる火種である事、旗を示す事なのだと考えさせられました。

  • して見せて、言って聞かせて、させてみる。
    改革は現場が燃えなければ成功しない。

    組織は人である。指示さえすれば動くものでもない。

    「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」

  • ■書名

    書名:上杉鷹山の経営学―危機を乗り切るリーダーの条件
    著者:童門 冬二

    ■概要

    江戸中期、幕府への領地返上を考えるほどの財政危機に瀕していた
    米沢藩を、軌新な藩政改革と藩士の意識改革で見事に甦らせた上杉
    鷹山―希代の名藩主として誉れの高い鷹山とは、いったいどのよう
    な男だったのか?そして、その経営手腕とは?故ジョン・F・ケネディ
    をはじめ、多くの実力経営者やトップリーダーが、尊敬する人物と
    して名を挙げる上杉鷹山の、組織と人間の管理術の要諦を探る。
    (From amazon)

    ■気になった点

    ・幕府が改革に失敗したのは、「民に対する愛情の欠如」である。

    ・改革は愛と労りがなくてはならない。

    ・改革を進めるのは現場の人たちである。
     その現場の人間たちに改革の趣旨や目的を説明しないで、なんで
     改革を進める事が出来よう。

    ・藩主というのは国と人民のために仕事をするために存在する。

  • 【2010/1/10 読了】上杉鷹山の組織をまとめ上げる力、そして他人を思いやる愛に満ちた人間力に感服した。

  • 借り読み:2007/02 /「してみせて、言って聞かせて、させてみる」。「書を捨てて町に出よ」

  • 歴史家・童門冬二さんの著書によく登場する上杉鷹山。政治家ではなく、経営者として、貧困極まる米沢藩を救った業績を紹介している。自分に足りないものを教えてもらった気がする作品。

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著者プロフィール

歴史作家。東京都知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。退職後作家活動に専念。人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。『上杉鷹山』『小説徳川吉宗』など著書は300冊を優に越える。

「2023年 『マジメと非マジメの間で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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