色の歴史手帖: 日本の伝統色十二ヵ月

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569548272

作品紹介・あらすじ

古都の「染め色」図鑑。紅花、藍、刈安、茜…。『万葉集』の色『延喜式』の色など、日本の伝統色を「染司よしおか」の五代目が再現。京都、奈良の年中行事、寺社を訪ね、四季折々にふさわしい色を伝える。

感想・レビュー・書評

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  • 化学染料によらず、植物染めの世界で生きていらっしゃる吉岡さんならではの歳時記といえるでしょうか。

    季節ごとに収穫できる旬の草木があり、また、その時々の空気や風、周りの景色によって、似合う色、馴染む色が違ったり、行事との密接な関わりの中で求められる色があったり…。

    続きはこちら⇒http://wanowa.jugem.jp/?eid=496#sequel

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著者プロフィール

昭和21年、京都市生まれ。昭和46年、早稲田大学を卒業後、美術図書出版「紫紅社」を設立。昭和63年、生家「染司よしおか」五代目当主を継ぎ、植物染料による日本の伝統色の再現に取り組む。奈良薬師寺「玄奘三蔵会大祭」での伎楽衣裳四十五領の復元、東大寺伎楽衣裳を制作など、日本古来の染色法により古代色を復元。平成21年、京都府文化賞功労賞受賞。平成22年、菊池寛賞受賞。平成24年、NHK放送文化賞受賞。令和元年9月30日、73歳で逝去。

「2020年 『吉岡幸雄の色百話 男達の色彩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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