おむすびの祈り: いのちと癒しの歳時記

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569554105

作品紹介・あらすじ

ようこそ、森のイスキアへ。映画『地球交響曲・第二番』で、日本中を大きな感動でつつんだ佐藤初女さんの本です。

感想・レビュー・書評

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  • 初女さんのおにぎりが食べたいとほんとに思わせる本です。
    手作りの良さがあふれる生き方が自然とほとばしる感じです。
    私は悩みが少ないから青森までいかないが悩みを抱えている方には
    良く価値がありそう。
    犠牲のないボランティアはボランティアではないと。
    考えさせられる言葉です。

  • ずっと自分の心と対話しながら読み進めた。
    この人のようになりたいと思える人がいてくれることは幸いだと思う。
    今まで、ぼんやりと話に聞くことがあり、思い立ってこの本を手にとって読んでみたが、読みながらこの人にいつか会いに行きたい。自分の歩く道の延長に初女さんがいてくださるようでありたいと思った。
    検索してみて、まさか今年の2月に亡くなられていようとは。とてもショックだった。
    こんなふうに生きたいと思う気持ちがある一方、自分の心をこんなにも誰かに捧げることは出来るのだろうか?いや自分には出来ないと何度も思った。
    友達と思っていた人から執着された上、たくさんの友達を失った経験がある私にとっては、とても難しいことだ。
    読み終わった今、いろんな想いで胸がいっぱいだ。
    きっとこれからまたいろんな気持ちが整理されて、進みたい道がまたひらけていくのだろうと思う。

  • 2014、9、19

  •  めんどくさいから、とやらずにひと手間もふた手間もかける。
     食べられないひとには、話を否定せずに自分の気持ちになって聴く。

     すこしずつお茶に手が付き、小物に手が付き、ご飯を食べれるようになってくる。

     弘前の教会の裏手に住んでいたおばあちゃんのお話です。

     食が担う栄養の役割。

     母親のご飯がおいしいのは愛情がこもっているからだ。と思いました。

     

  • 日々の生活で忙しさに気をとられたくさんの事に

    「気づき」ができて無いように思います。

    つい口から出てしまう「面倒くさい」

    この本を読んでからは禁句にしようと思いました。

    丁寧に♪♪心を込めて♪♪

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著者プロフィール

佐藤初女

一九二一年、青森県生まれ。小学校教員を経て、七九年に弘前染色工房を主宰。八三年から自宅を開放して「弘前イスキア」を開設し、苦しみを抱えた人を手料理で迎え入れ、話を聞くようになる。九二年、岩木山麓に「森のイスキア」を開く。九五年に公開された映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー) 第二番』(龍村仁監督)で活動が紹介されると、国内外で広く知られるようになり、各地で講演やおむすび講習会などの活動を続けた。二〇一六年、死去。『おむすびの祈り 「森のイスキア」こころの歳時記』『「いのち」を養う食 森のイスキア』等、著書多数。

「2020年 『初女お母さんの愛の贈りもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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