- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569554426
作品紹介・あらすじ
豊臣政権の官房長官というべき地位にあって、秀吉の右腕として辣腕をふるった三成。本来、名官房長官として歴史に書き記されるべき三成が、いつ、なぜ、どのようにして「姦臣」に仕立て上げられてしまったのか。千利休切腹事件、豊臣秀次失脚事件、蒲生氏郷毒殺説など、これら三成の策謀といわれる事件の真相を、丹念な史料の再検証から究明するとともに、戦下手の三成を重用した背景から、平和の時代の参謀像にもせまる力作評伝。
感想・レビュー・書評
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三成ファンにはたまらない一冊。通説とは異なる三成の様々な断片を見せてくれる。やはりそうだったのかを連発。さらに彼のことが好きになった。
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惜しいよ、三成さん。もっと天下のことを考えて生き残って欲しかった。もしくは大阪の陣までいてくれれば...それは無理だったかな。蓄財を全くしていなかった真面目さが胸を打つ。
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これが初めて読んだ小和田先生のご本だったのですが、もう本当に分かり易く読みやすい本で感動した覚えがあります。
石田三成という人物について深く考察されてます。三成初心者の私でも分かり易く読めました。オススメです。
書かれてる内容ですが、三成に関しては他の本と比較できるほど本を読んでないので割愛します。 -
勝者の側から作られた歴史を改めて検証しなおし、石田三成の実像に迫った本。三成の人となりや施政者としての実績がわかりやすくまとまっている。
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未読。