5歳までのゆっくり子育て: 意欲と思いやりのはぐくみ方 (PHP文庫 ヒ 7-2)
- PHP研究所 (1992年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569564869
感想・レビュー・書評
-
「意欲」と「思いやり」を育てることが保育の目標
子育てしていると、親もつい忘れがちなこころ。大事にしたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子どもが5歳までにするであろう、ありとあらゆる悪戯が出てきます。そして、そのときに親がどのように子どもと接したらいいのか、具体的にその方法が書かれています。
悪戯だけではありません。偏食やおねしょなどについても、事細かに紹介されています。
さて、この本に書いてあるとおりに、みなさんはできるでしょうか。
以前読んだ『子どもを叱る前に読む本―やる気のある子に育てるには』と、基本的な方針は変わりません。つまり、叱るのはできるだけやめようということです。悪戯をされて困ったときは、「これ、おじいちゃんの大事、大事よ」と、大人が困っていることを伝えよう、というわけです。
正直、なかなか難しいです。
最後に、こんなことが書かれています。
p.216 「もっともっと、親や教師が「ゆとり」の心を持ち、子どもに「自由」を与えることが必要です。そして、自発性のある、創造性の豊かな子どもにすることに努力しなければなりません。」
残念ながら、時代は逆の方向に進んでいるようです。 -
2007.8
-
この本は、育児書です。でも、威張ってないんです。初めての育児は、ガチガチになるものです。この本を読むと視野が広がります。子育てのベテランの意見も大事。のははの育児バイブルです。