魂の伴侶―ソウルメイト 傷ついた人生をいやす生まれ変わりの旅 (PHP文庫)
- PHP研究所 (1999年8月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569573090
作品紹介・あらすじ
精神科医ワイス博士は、前世の記憶をもつ患者と接するうちに、誰にでも生まれ変わるたびにめぐり会う運命の二人“魂の伴侶(ソウルメイト)”がいることを知る。そして彼は、自分の患者のアメリカ人エリザベスと、メキシコ青年ペドロが、お互いに魂の伴侶であることに気づく。 二人を引き合わせたいという思いと、医師としての守秘義務の狭間で揺れ動くワイス博士。そして治療を終えたペドロの帰国の日が迫っていた……。 本書は、現代医学では説明できない前世と輪廻転生の真実を明らかにし、世界で200万部の大ベストセラーとなった『前世療法』の著者が綴る、愛と感動の物語。 著者は「どのようにして自分のソウルメイトを見つけ、いつ自分の人生を根本から変えてしまう決定をするのかということは、人生で最も感動的で重要な瞬間です」と語っています。恋愛や人生に悩み、傷ついた人たちに、真実の愛の存在を教え、優しく心を癒してくれる希望の書。
感想・レビュー・書評
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出会う人には勝手に出会うんだなーと
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テレビ番組でワイス博士を知ったのですが、その前後にたまたま見つけて読んだ本。どちらが先だったのか…覚えていません。ただ、テレビで拝見した事例以外にある…また、いろんな方の言葉も紹介されていました。
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新書で一回。文庫で一回。今回が三回目の読了。多くの気づきと安らぎと導きを貰えます。「自分が知らない、見ていない、覚えていない。だから存在しない」という考え方は、傲慢にして争いの元。
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何となく前世ってあるんだろうなぁって思ってはいたけど、科学的に証明されていない微妙なことを精神科医が書いたということで、どんな内容か気になり購入。
読んでみて、とても素敵な本でした。内容も実際著者の患者を退行催眠させて出てきた内容で、ある二人の患者が過去生で深い繋がりがあり今生での出会うか出会わないかのタイミングにドキドキ。ラストは良くで来たラブストーリーみたいでちょっとホロリと来てしまいました。
自分の中にある「なんとなく」が「マジあるんじゃね?」というぐらい前世の存在ランクアップ(自分の希望もあるのかもしれませんが)。今、自分が生きている意味を考えることで、気持ちがふと軽くなった気がします。 -
恋人ができない、結婚できない人、良縁に恵まれない人、あるいは夫や妻など愛する人を病気や事故で失った人に、本書をおすすめします。本書は欠乏感や喪失感を癒し、新たな人生観をもたらしてくれるはずです。精神科医であり、退行催眠の権威でもあるブライアン・ワイス博士の名著。
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いつかの誰かを救った本
胡散臭くない人生観を養いたいです -
※2004.6.13購入
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私は前世というものを信じている。何度生まれ変わっても、大切な人とは形を変えて何度だって出会えるなんてとても素敵なことだと思うし、そうであってほしいと思う。そう思うことで、今周囲にいる大切な人たちを、もっと大切にしようと思える。
だけどその一方で、これは都市伝説みたいな、人間が都合よく作ったお話なのかなと思う自分もいて、半信半疑で読み進めた。
真実かどうかは関係ないのかな。信じることで救われるなら、それはその人にとって真実だということのような気がした。 -
偶然同じ時期に前世療法を始めた赤の他人である二人が実は前世から深い結び付きのあるソウルメイトだったんだよ!!
な……、何だってえ~~~~~~!!
前世療法は小説よりも奇なり。
本書には前世療法で得られる不思議な知見が記されています。
小説よりも奇なりです。
これらは本当にあったことなのでしょうか。
信じるのも信じないのもあなた次第です。
ところでワイス先生は二人が前世からのソウルメイトだと気付いてから、どうやって二人を結びつけるのか悩みます。
医学の倫理として、個人情報保護の観点から、他の患者様の情報を伝えることはできないそうです。
結局二人は気付くことなく一人がメキシコに帰国することになるのですが、偶然空港で遭遇して結婚することになるのです。
本当に、小説よりも奇なりな話です。
私も前世療法を受けてみたい。
実は私は色々と催眠療法を受けに行ったことあります。
しかし全然かからなかった。私は催眠にかかりにくい性格のようです。
前世療法については、やっている所を知らないので未だ受けたことありません。
もう以前のように自分の裁量で大きなお金を使えないので、前世療法家を知っても高額ならばもはや前世療法を受けることはできないでしょう。
実は前世療法ができるCDというのが色々と出ていて、色々試してみたのですがやはり前世を見ることはできません。
前世療法にかかりやすい人とかかりにくい人というのはいるのでしょうか。
そうだとしたら私は絶対に後者だ。
私は前世を見たことないのに前世の存在は信じています。しかし自分が前世療法で前世を見ることは信じられないという。
もっと自分を信じないと。
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2020/05/18/194723 -
《現況》
近年、巷でたいへん「前世」とか「生まれ変わり」という考え方が流行っているようで。その淵源はこの作品あたりにあるようなので、読んでみました。
《気づき》
お話としては大変面白いです。しかし、何度も同じ相手と人生を共にしなければならないということには、ある種の息苦しさを感じなくもないかも。
☆「私たちはあらゆる偏見と憎しみを拒否することを学ばなければならない。そうしない人たちは、ただ互いに入れ替わって、敵の身体の中に戻るだけなのだ」p150
☆「私の患者の多くは、エリザベスとペドロもふくめて、古代パレスチナの周辺にいた時の転生を思い出している。エジプトを思い出す人もとても多い」p234
このへんに何らかの示唆を感じます。
章のまえがきにいろんな作家の抜き書きがあって、ソロー、エマーソン、ワーズワース、そしてロセッティなど私が興味をもっている人のものが多くありました。作品名も併記しておいていただけるとありがたかったです。
todo
「前世療法」を読んでみたいと思います。