范蠡: 越王句践の名参謀 (PHP文庫 た 37-3)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569574356

感想・レビュー・書評

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  • 春秋時代を代表する越の名軍師。作中では孫武の門下生として兵法を学ぶ。呉では夫差が越では勾践が名君だったが次第に奢るようになり呉では伍子胥が諫言して死を賜るが越では范蠡は身の危険を感じて早い段階で引退する。そして商人となり巨万の富を得るまでになる。呉越同舟、臥薪嘗胆、狡兎死して狗煮られる、と呉や越に代表されることわざが多い。

  • 臥薪嘗胆の解釈が気に入らんが呉越の小説として普通に読めた。伍子胥の小説と合わせて読むといいのでは?

  • 前500年ごろ。越王句践に仕え,呉王闔閭,夫差との争いを制した参謀范蠡の話。范蠡は孫武の唯一の弟子とも言われ,呉の闔閭と争った際も,呉の伍子胥にも引けを取らない参謀であった。晩年には,王句践とは苦を共には出来るが楽を共には出来ないものと感じ職を辞し,陶朱と名乗り,他国に行って商売を始めた。利益は1割と定めて暴利はむさぼらず,貧窮者には手厚い保護を与えるので人々は陶朱公と読んで尊敬した。

  • 軍師(参謀)と言えば三国志の諸葛孔明が有名だが、そのずっと前の時代の史記には名将范蠡(はんれい)がいる。
    史記に出てくる登場人物で一番好きです。
    軍師と豪商の二つの人生を駆け抜けた姿には魅了させられる。

  • 【分類番号】13-01
    【保管場所】本社工場

  • 一進一退の呉越の戦いで光る主人公の活躍。彼の第二の人生での身のこなし方は普通の人には真似は出来ません。
    感想としては「おごれるもの久しからず」でしょうか。
    4569574351  412p 2000・8・15 1版1刷

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著者プロフィール

作家

「2017年 『西郷隆盛と大久保利通 破壊と創造の両雄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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