色彩記憶: 色をめぐる心の旅

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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569619255

作品紹介・あらすじ

カラーヒストリーとは、色彩が記憶と深く結びつくという心の働きを活かして、自分のパーソナリティーの奥に息づく心の声を聴く方法である。色彩心理の第一人者が、色で心をたどる「カラーヒストリー」の方法を、赤から紫まで「9つの色の物語」で綴る。

感想・レビュー・書評

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  • カラーヒストリーというものをはじめて知った。色で心身の状態を象徴させるという考え方が面白かった。
    自分は特殊な存在ではなく、他の人たちもいろいろな成育環境からのストレスはあったり、過酷な経験をしているものだと知った。

  • 自分の歴史を色と共に思い起こす。よく遊んだ春の草花の色、教室の黒板のグリーン、その頃身に付けていた色。どうしても苦手な色。
    いつもと違う視点から自分を見つめなおす事ができて面白いと思いました。

  • "色彩の新しい活用方法を"と、色彩の研究をしていた時に構想した方法が、ほとんどそのままの形で既に実践され一冊の本にまとめられていました。。。見つけたときの感動は鳥肌モノでした!

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著者プロフィール

1960年代より美術活動の傍らアートの原点でもある児童美術の心理的調査に関わり、色彩心理の研究を行う。同時期より、年齢性別、障害の有無を越えた自由表現の場「子どものアトリエ・アートランド」を主宰し、主旨に賛同したアトリエが全国に広がる。1989年、色彩心理とアートセラピーの専門講座「色彩学校」を江崎と共に開講。多摩美術大学を始め内外の大学で講義を行う。主な著書に『色彩自由自在』(晶文社)、『青の時代へ』(ブロンズ新社)、『チャイルド・スピリット』(河出書房新社)、『答えは子どもの絵の中に』(講談社)、『色彩心理の世界』(PHP研究所)などがある。

「2023年 『色から読みとく絵画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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