はじめての哲学史講義 (PHP新書 204)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569621715

作品紹介・あらすじ

あらゆる学問は、先行する時代の学術成果のもとに成り立っている。ゆえに、哲学を知るとは、哲学の歴史に学ぶことなのである。本書では、古代ギリシャ哲学から近代西洋哲学、現在の言語哲学、構造哲学に至る「知」の系譜をわかりやすく紹介。新しい試みとして、哲学の流れを(1)存在論、(2)認識論、(3)人生論という三つの主題で捉えている。さらに、各哲学者たちの思考のエキスである原典(引証資料)をつけ、哲人たちの生の「息づかい」にふれる。広く、深く考えたいあなたのための入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 2019.03.26 面白い、哲学の流れがよくわかった。

  • 哲学史の入門書です。古代ギリシア哲学から現代哲学まで(ただし中世は駆け足で)のおおまかな流れが簡潔にまとめられています。

    著者が「哲学者の思考のナマの「息づかい」を味わってもらいたい」と述べているように、各哲学者の原典からある程度の長さの文章が引用されているのですが、どうにも中途半端に思えてしまいまする。難解な原典の一節を理解するのはむずかしいうえに、著者自身による思想の解説が圧縮されてしまっており、かえってわかりにくくなってしまっているように思えます。

  • 哲学の流れを(1)存在論、(2)認識論、(3)人生論という三つの主題で捉えている。

    らしい

    さすがに『はじめての』というだけあって分かりやすい

    らしい

  • はじめて哲学の本を読んだ。
    何千年も昔の人間は既に今の人間と考えることは変わらず、今の人間の愚かさや間抜けさを既に見抜いている。
    政治に関しても、生き方に関しても。

    全く哲学を知らない自分でも面白かったし、興味を持てた。

  • 09093

    06/08

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著者プロフィール

1942年、札幌市生まれ札幌大学教授『大学教授になる方法』『大学教授になる方法・実践編』『日本資本主義の生命力』『クロネコBOOK倶楽部』『書解・現代マルクス主義』『大学<自由化>の時代へ』『大学は変わります』『現代知識人の作法』(ともに青弓社)、『増補・吉本隆明論』『知的生活を楽しむ小論文作法』『昭和史思想全史』(ともに三一書房)ほか多数

「年 『クロネコBOOK倶楽部』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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