Love brain: 行為を紡ぐ男性脳言葉を紡ぐ女性脳

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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569627496

感想・レビュー・書評

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  • 読んでなるほどと思いました。
    男の愛情表現と女の愛情表現は違うのですね。著者は女性ですが、男性でも女性でもパートナーとの意思疎通がうまくいっていないと感じたら、これを読んでみるとすっきりするかもしれません。

  • 男性脳と女性脳について、ふんわりやさしい文体で紐解いている本。
    数年前に読んで以来、バイブルにしてます。

    恋人同士でも夫婦でも、すれ違ってしまうときはあるけれど、
    それって、「価値観の違い」の前に、「男女の性質の違い」かもしれない。

    異性の脳がこんな風なんだ、とわかると、許せることも増え、楽になります。

    私も、年を経るごとに満ちていく女性脳をめざしたい。

  • 彼女の作品から「女性」を教えて頂きました。
    脳という面から「男性」と「女性」の性質の違いについてわかりやすく説明してくれています。実際にこの本の中の知識をガイドするときに使っています。きっと参考になると思います。

  • 一番最後の章『満ちてゆく時間』を読んで、40代になるのが楽しみになりました。

  • 20代後半に差し掛かり、先行きや日々の満たされなさに漠然とした不安を抱える女性たち(私も含めて)に、40代からのロマンスの楽しさを知った著者からの、温かいメッセージのような本。

    一年に一回は読み直したい。

  • 男と女の脳の機能の違いと、
    ものの見方、感性の違いについてわかりやすく
    書いてくれていて、興味深い。

    時々登場する息子さんのお話が
    なんとも甘くていいw

  • 男女間で脳に構造的(右脳と左脳を結ぶ脳梁の太さに)差異があり、考え方の違いを生む。そのことを知って、お互いを理解しましょう。
    ところで、ニューハーフの脳は、どうなっているのでしょうね。

  • 行為を紡ぐ男性脳、言葉をつなぐ女性脳。
    「40歳の誕生日には、秘密があるのよ」
    冒頭こんな言葉から始まる、黒川伊保子さんの本。以前読んだ「怪獣の名はなぜガキグゲゴ」もとても面白かったので、期待して読んだ。
    40歳というのは確かに、自分自身を振り返ってもこれからの時間の方が確実に短くなっていくと言う自覚を、色々な場面で考えたポイント。
    とりわけ、身近な大切な人との関係でも、これまでの軋轢が少しずつこなれていった年代だ。

    男性脳、女性脳と色々なところで耳にする。
    男の子二人を育てた母としても、やはり根本的に違う種族と、育てながら納得してきた。

    オフィスの場面や、家庭の中で、こうした違いに気付かずに暮らしていると思わぬトラブルに遭遇する。かつて、なでしこジャパンの佐々木監督が、女性のチームを率いるにあたり、真剣に検討したように、これからの女性は部下として育てる男性達について、男性脳についての研究も必要なのでは。

    文中、私の大切な人や息子が筆者の仮説検証の役割になっているところが面白い。「うん、うん、確かに」と思いながら楽しく読める。

  • 女性脳と男性脳の違いが生み出す物語を丁寧に解説してくれていて、とても面白かったです。この手の本を読むと「あぁ、なるほどねぇ」と納得したりすることが多いのですが、??となってしまうこともまだまだあるのが現実で、悩んだときに読むと気が晴れそうです。
    また、男性脳の解説も(自分的には)的確に書かれているので、女性に知っておいてもらえるととても助かる気がします(笑)

    女性脳と男性脳の視点からではない部分もあって、「歳を重ねるということは、楽になること」「スポットライトの当たる舞台の外、人生のロイヤルボックスに入る」という点がとても新鮮で、これからの人生がとても楽しみなものに感じることができました。

  • 日常生活の話から説明されているので、とてもわかりやすかったです♪

    ◆覚えておきたい自分メモ◆

    男性脳は「空間」、女性脳は「時間」の論理。

    女が満たされるコツは
    自分に気持ちのいい男をみつけること。
    肌に触れて気持ちいい、抱き合って気持ちいい。
    笑顔の気持ちいい男、声の気持ちいい男。


    男性と女性はそもそも違う生き物だということを知っておくと、相手に少しでも理解をしめせるのではないかな?と思いました。

    ほかの本も読んで見ます。

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著者プロフィール

黒川伊保子(くろかわ・いほこ)
1959年長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業。
(株)富士通にて人工知能(AI)の研究開発に従事した後、コンサルタント会社、民間の研究所を経て、2003年(株)感性リサーチ設立、代表取締役に就任。脳機能論とAIの集大成による語感分析法を開発、マーケティング分野に新境地を開いた、感性分析の第一人者。また、その過程で性、年代によって異なる脳の性質を研究対象とし、日常に寄り添った男女脳論を展開している。人工知能研究を礎に、脳科学コメンテーター、感性アナリスト、随筆家としても活躍。著書に『恋愛脳』『成熟脳』(新潮文庫)、『人間のトリセツ ~人工知能への手紙』(ちくま新書)、『妻のトリセツ』(講談社+α新書)、『定年夫婦のトリセツ』(SB新書)、『息子のトリセツ』(扶桑社新書)、『思春期のトリセツ』(小学館新書)、『恋のトリセツ』(河出新書)など多数。

「2022年 『女女問題のトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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