夫婦をゆがめる「間取り」 あなたの家に「家族の営み」はありますか?

著者 : 横山彰人

• PHP研究所 (2004年7月22日発売)

作品紹介・あらすじ

なぜ家族は壊れたのか?問題の温床は「間取り」にあった。

感想・レビュー・書評

[booklogkimiさんの感想 · 2015年11月22日]

タイトルからイメージする内容とは違いました。
夫婦の話ももちろんありましたが、間取りによって変化する家族の関係性の話が多かったようです。
子どもに個室を安易に与えるべきではないという考えには共感しました。

[ajiantamsongさんの感想 · 2013年4月20日]

何気なく手に取った本だけど結構いいこと書いてある。

この本を読み終わると「ハウスメーカーでなく建築家（この著者）に家を建ててほしい。」と思うようになる。家の間取りが家族をよくも悪くも変えてしまうのかも。間取りがすべてではないが、助長する力はあるかもしれない。

でもうち、○○ハウスだからそれを建築家に頼むのは無理なのかな。わからん。でもまた読んでもいいなと思った本。

子供部屋の間取りを今からでも早すぎないから考えようとも思った。「一人一部屋にこだわる必要はない。」みたいなことが書いてあって目からウロコ。


参考までに以下目次


第１章　夫婦をゆがめる間取り
・間取りで夫婦が壊れる
・「子供優先」から「夫婦優先」の間取りへ
・夫婦別寝室で夫婦が壊れる
・家族の成長とともに間取りも変化する
・住まいは夫婦のものである　　等々

第２章　子供をゆがめる間取り
・少年犯罪に見る間取りのゆがみ
・子供部屋で親が知らない子供になる
・いつ、どんな子供部屋を与えるか　等々

第３章　老人をゆがめる間取り

第４章　家族をゆがめる間取り
・住まいが家族をつくる　等々

[haruさんの感想 · 2013年2月27日]

2012年7月23日読了。