家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法: 食材の選び方、下ごしらえ、食べ方の工夫まで

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569637501

感想・レビュー・書評

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  • この手の食品添加物の本はいろいろ読み、市販のパンは食べない。7000円位のホームベーカリーを買い食パンを焼いている。安くて美味しい。しかも、塩、砂糖とバター位しか入っていない。
    野菜も基本的に菜園。畑は借りている。殆どただ。しかしパンと違い材料入れて4時間で自動で焼き上がるという風に行かない。キャベツ、大根が穫れない時期もあり、最小限購入する。
    この本は、入っているという情報以外に、それをどう落とすか示していることに価値がある。
    さらに、最終章では活性酸素を減らす物質、ビタミン類が、食品ごとに表にまとめてある。

    真面目に出来ている本。
    活用するに一読ではたらない。
    台所の料理の本の右に置いている。

  • どう調理すれば、汚染物質を効果的に落とすことができるのかを書いてある本。
    どの下ごしらえでどれだけ落ちるのか、数字で示してくれているのでわかりやすい。(気休め的なのか、劇的なのかがよくわかる。)

    ハウスものの方が農薬が多いという、多分基本的な事実を知らなかった私。
    でも、確かに、ハウスものの小松菜とかって、洗った時にベタベタするなぁ。

    重曹で洗うと農薬が落ちるっていう話を聞いたことがあるので、そのへんが載っていたら嬉しかった。どのくらい落ちるのか、それはこの本に載っている方法よりも優れているのか、データが知りたい。

    あと、小松菜も、ちゃんと茹でこぼさないと農薬とかダイオキシンとかが落ちないっていうことらしい…。最近面倒だからレンジでチンにしていたなぁ。反省。レンジ調理の方が栄養が逃げなくていいっていう説もあるけど、栄養よりも農薬が逃げない方がいやだなぁ。

    回遊魚は、汚染された海を通っているし、食物連鎖で濃度が凝縮されているから避けた方がいいという話を聞いたことがあるけど、この筆者は、汚染されている地域にずっといるわけじゃないから安心という説を書いているなぁ。これはどっちが本当なのかわからない。

    あと、汚染されたものを摂取しても、それをちゃんと体外に出す力があれば大丈夫っていうのにも納得。そのためにも必要な栄養を摂るべき。

    とりあえず、勉強になった。

    札幌市の図書館で借りた本。予約してわりとすぐ来たから、そんなに人気ではないらしい。

  • どんなに気をつけていても、食品添加物や農薬は摂取ゼロにすることは不可能。
    ならば、そのリスクをどれだけ軽減できるか。そんな毎日の食生活に役立つ一冊。

  • 残留農薬、添加物、環境ホルモンなどを1.選び方 2.下ごしらえ3.食べ方の3ステップで紹介している。


    昔ながらのやり方をすれば、だいぶ減ることがわかった。


    以下、発刊2004年当時の内容。
    自分メモ。

    選んではいけない添加物
    ・ソルビン酸、K
    ・パラオキシ安息香酸、Na
    ・アスパルテーム
    ・赤色106,2,3,40,黄色4,5,コチニール(カルミン)色素
    ・サッカリン、Na
    ・亜硝酸塩Na,硝酸K
    ・リン酸Na,塩

    遺伝子組み換え表示が免除されている加工食品
    →国産100%を選ぶ

    しょうゆ→有機大豆使用
    食用油→紅花油、オリーブ油、ごま油、米油、ひまわり油、しそ油
    マヨネーズ・マーガリン→紅花使用のもの
    フレーク→カボチャ、さつまいも、玄米のもの
    酢→純米酢 酒→純米酒、純米吟醸
    ビール→麦芽100%
    ウイスキー→モルト

  • 農薬の害の人体への影響については様々な意見があるが、食品添加物・農薬を家庭レベルで除去するためのHOW-TO本。

    野菜から肉まで、家庭で調理する時にどのようにするとできるだけ人工物が減るかが詳細に載っている。むしろリファレンス型の本なので、一読すると言うよりも、手元に置いて必要に応じて調べて使った方がよいと思う。

    健康志向が強まる中、このような本の売れ行きはきっと良いのだろうと思った。

  • 画期的!ではないけれど、台所で簡単にできる方法が色々載ってる。食材ごとのアドバイスも参考になる。でも、農薬を落とす方法は、イコール栄養素を逃しやすい方法でもある。うーん、どっちをとるか・・・

  • *母の本棚*

  • 勉強になります。本を滅多に買わないわたしが買いました。

  • とても大変の作業のようだが、少しずつ食の安全の事を心に留め、できることから実行したいと思う。

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著者プロフィール

大正14年生まれ。元東京都消費者センター試験研究室長。食品の安全問題を研究して45年以上。90歳の今でもスーパーに足しげく通い、常に一般的で身近な食品の「いま」を調査し続けている。通称「食の生き証人」。

「2016年 『【最新ポケット版】農薬・添加物はわが家で落とせた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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