- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569637792
作品紹介・あらすじ
気持ちは若いつもりでも、体がついてはきてくれない。運動不足はわかってる。お腹はポッコリ、でも仕事でグッタリ…。「忙しいし、いつも三日坊主だし、もう年だし。いまさらムリに決まってる」。都合のよい言い訳ばかりが思いつき、はじめの一歩が踏み出せない。やる気がなかなか続かない。「ジムに通おうかな」「ダイエットしなくちゃ」-焦る必要まったくなし。ちょっとの工夫と発想の転換で、自宅やオフィスにいながらラクラク運動。スポーツ医学とスポーツ心理学、二つが合体した最強の「辻メソッド」で体も心も生まれ変わる。
感想・レビュー・書評
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【我もまた 運動不足と 知りつつも
今すぐできる ノウハウ示す】
タイトルからは考えられないほど、普段からできる体力アップの仕方や考え方のノウハウで満ちている。
ジムにわざわざ行かなくても、日常レベルでできる運動にまで、分かりやすくおろしているため、読むだけで運動をしてみようかな、という気持ちにさせてくれる。
特に第6章の運動してみようという気持ちになるためのモチベーションの論理や、 第8章のやりたくないを変える思考トレーニングについては、運動だけではなく、仕事や会議などでも使えるやり方である。
簡単な運動の本と思っていたら、意外にもビジネスにおける経営者として従業員を指導する方法にも使える記述もある。
本当に詳しい人が、分かりやすく寄り添うように書かれた本である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
参考図書
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スポーツ心理学の本。他人軸ではなく自分軸でセルフイメージをつくることが大事ですね。
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立った状態で、かかとを床につけたまま腰を下ろして座れたらOK(足首が柔らかい)後ろに倒れる人は運動会で転びやすいと。転倒の原因は、柔軟性、筋力、バランスの低下。まとまった運動ができなくても、腿上げやつま先・かかとの上げ下げなどをすることで運動不足の解消になるそうです!
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加齢と運動不足による、柔軟性と筋力とバランスの低下が招く問題。
なるほどなるほどだが、本としては、後半の「心」の問題が主のようで、ストレッチとか筋トレとかのマニュアルを期待する人には全く物足りないだろう。
新書の分量だし、どっちかに特化した方が良かったんじゃないかな。 -
まだまだ転ばないぞ!!!
…と言う人が転ぶんだろうなあ…。
でも,まだまだ転ばない!!! -
「スラムダンクの勝利学」が僕の中では最も有名な、スポーツ医学とスポーツ心理学両面のアプローチをする「辻メソッド」の辻秀一さんの本。
現状では課題感はあまり無いが、いざという時に足の速いお父さんでいたくて購入。フィジカルトレーニングの実例も多数あるが、特徴としては心理面でのアプローチが常に紐づいている点。
スポーツ心理学を、相手より練習する為のモチベーション管理こそが重要として、そのための「動機付け」と「継続」を重視。
意識の内、知覚できている部分を「セルフイメージ」として、知覚できていない、しかし大きい領域を「セルフコンセプト」と定義。
ダメな状態は、「セルフイメージの感性がネガティブ/セルフコンセプトの思考が固まっている」状態である事に対して、良い状態は「セルフイメージの思考がポジティブ/セルフコンセプトの感性が柔軟」だとしている。
感性でネガティブになっている領域を、思考でポジティブに、脳の使用部位を変える事で調整する事はコミュニケーション系の研修でも複数回聞いた事があるので、基本的な理論なのかもしれない。 -
私はどんなに頑張ってもお父さんにはなれないが、運動会でもよく転ぶ。運動会でなくてもよく転ぶ。試しにこの本に書いてあった転びやすさ度をチェックするテストで見事に尻もちをついた。倒れないように、と頑張ったら今度は図の通りに上体がまっすぐではなくなっていた。これはなんとしてでも足首を柔らかくしなければならないと感じた。この本はとても参考になった。
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著者は、北海道大学医学部を卒業したスポーツドクター。私は、スポーツ心理学を勉強している過程で、著者を知りました。運動不足を解消したいと思っている人は、まずこの本を読んでみて!