お父さんはなぜ運動会で転ぶのか? (PHP新書 420)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569637792

作品紹介・あらすじ

気持ちは若いつもりでも、体がついてはきてくれない。運動不足はわかってる。お腹はポッコリ、でも仕事でグッタリ…。「忙しいし、いつも三日坊主だし、もう年だし。いまさらムリに決まってる」。都合のよい言い訳ばかりが思いつき、はじめの一歩が踏み出せない。やる気がなかなか続かない。「ジムに通おうかな」「ダイエットしなくちゃ」-焦る必要まったくなし。ちょっとの工夫と発想の転換で、自宅やオフィスにいながらラクラク運動。スポーツ医学とスポーツ心理学、二つが合体した最強の「辻メソッド」で体も心も生まれ変わる。

感想・レビュー・書評

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  • 【我もまた 運動不足と 知りつつも
     今すぐできる ノウハウ示す】

    タイトルからは考えられないほど、普段からできる体力アップの仕方や考え方のノウハウで満ちている。
    ジムにわざわざ行かなくても、日常レベルでできる運動にまで、分かりやすくおろしているため、読むだけで運動をしてみようかな、という気持ちにさせてくれる。
    特に第6章の運動してみようという気持ちになるためのモチベーションの論理や、 第8章のやりたくないを変える思考トレーニングについては、運動だけではなく、仕事や会議などでも使えるやり方である。
    簡単な運動の本と思っていたら、意外にもビジネスにおける経営者として従業員を指導する方法にも使える記述もある。
    本当に詳しい人が、分かりやすく寄り添うように書かれた本である。

  • 参考図書

  • スポーツ心理学の本。他人軸ではなく自分軸でセルフイメージをつくることが大事ですね。

  • 立った状態で、かかとを床につけたまま腰を下ろして座れたらOK(足首が柔らかい)後ろに倒れる人は運動会で転びやすいと。転倒の原因は、柔軟性、筋力、バランスの低下。まとまった運動ができなくても、腿上げやつま先・かかとの上げ下げなどをすることで運動不足の解消になるそうです!

  • 加齢と運動不足による、柔軟性と筋力とバランスの低下が招く問題。
    なるほどなるほどだが、本としては、後半の「心」の問題が主のようで、ストレッチとか筋トレとかのマニュアルを期待する人には全く物足りないだろう。
    新書の分量だし、どっちかに特化した方が良かったんじゃないかな。

  • まだまだ転ばないぞ!!!
     …と言う人が転ぶんだろうなあ…。
      でも,まだまだ転ばない!!!

  • 「スラムダンクの勝利学」が僕の中では最も有名な、スポーツ医学とスポーツ心理学両面のアプローチをする「辻メソッド」の辻秀一さんの本。

    現状では課題感はあまり無いが、いざという時に足の速いお父さんでいたくて購入。フィジカルトレーニングの実例も多数あるが、特徴としては心理面でのアプローチが常に紐づいている点。
    スポーツ心理学を、相手より練習する為のモチベーション管理こそが重要として、そのための「動機付け」と「継続」を重視。

    意識の内、知覚できている部分を「セルフイメージ」として、知覚できていない、しかし大きい領域を「セルフコンセプト」と定義。
    ダメな状態は、「セルフイメージの感性がネガティブ/セルフコンセプトの思考が固まっている」状態である事に対して、良い状態は「セルフイメージの思考がポジティブ/セルフコンセプトの感性が柔軟」だとしている。
    感性でネガティブになっている領域を、思考でポジティブに、脳の使用部位を変える事で調整する事はコミュニケーション系の研修でも複数回聞いた事があるので、基本的な理論なのかもしれない。

  • [ 内容 ]
    気持ちは若いつもりでも、体がついてはきてくれない。
    運動不足はわかってる。
    お腹はポッコリ、でも仕事でグッタリ…。
    「忙しいし、いつも三日坊主だし、もう年だし。
    いまさらムリに決まってる」。
    都合のよい言い訳ばかりが思いつき、はじめの一歩が踏み出せない。
    やる気がなかなか続かない。
    「ジムに通おうかな」「ダイエットしなくちゃ」―焦る必要まったくなし。
    ちょっとの工夫と発想の転換で、自宅やオフィスにいながらラクラク運動。
    スポーツ医学とスポーツ心理学、二つが合体した最強の「辻メソッド」で体も心も生まれ変わる。

    [ 目次 ]
    序章 急増!運動会で転ぶお父さんたち
    第1章 なぜ人は転んでしまうのか?
    第2章 ダイエットやジム通いが必要と感じたら
    第3章 遊びながらカッコいいオヤジになる
    第4章 オフィスにいながら体を鍛えるメソッド
    第5章 食事で守るべき“三分の一”ルール
    第6章 「運動してみよう」という気になるための心理学
    第7章 「自分にはできない」をやめるイメージ・トレーニング―セルフ・コンセプトをどう変えるか
    第8章 「やりたくない」を変える思考トレーニング―セルフ・イメージをどうコントロールするか

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 私はどんなに頑張ってもお父さんにはなれないが、運動会でもよく転ぶ。運動会でなくてもよく転ぶ。試しにこの本に書いてあった転びやすさ度をチェックするテストで見事に尻もちをついた。倒れないように、と頑張ったら今度は図の通りに上体がまっすぐではなくなっていた。これはなんとしてでも足首を柔らかくしなければならないと感じた。この本はとても参考になった。

  • 著者は、北海道大学医学部を卒業したスポーツドクター。私は、スポーツ心理学を勉強している過程で、著者を知りました。運動不足を解消したいと思っている人は、まずこの本を読んでみて!

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著者プロフィール

辻 秀一:1961年東京都生まれ。北海道大学医学部卒業、慶應義塾大学で内科研修を積む。その後、「本当に生きるとは」を考え、人が自分らしく心豊かに生きること、すなわちクオリティーオブライフ(QOL)のサポートを志す。スポーツにそのヒントがあると閃き、慶大スポーツ医学研究センターでスポーツ医学を学ぶ。99年、QOL向上のための活動実践の場として、株式会社エミネクロスを設立。スポーツ心理学を日常生活に応用した応用スポーツ心理学をベースに、個人や組織のパフォーマンスを、最適・最大化する心の状態「Flow」を生みだすための独自理論「辻メソッド」でメンタルトレーニングを展開。37万部突破の『スラムダンク勝利学(集英社インターナショナル)』をはじめ、『リーダー1年目からの教科書(ぱる出版)』『自分を「ごきげん」にする方法(サンマーク出版)』『禅脳思考(フォレスト出版)』 『さよなら、ストレス(文春新書)』など著書他多数。最新刊は『Play Life, Play Sports~ スポーツが教えてくれる人生という試合の歩み方~(内外出版)』

「2018年 『メンタルトレーナー直伝 先生の“ごきげん思考”で、授業はうまくいく!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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