再考「世紀の遺書」と東京裁判: 対日戦犯裁判の精神史

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569638263

作品紹介・あらすじ

本書は、「文明の裁き」、「勝者の裁き」という側面を考慮しつつも、第一義的には戦後という空気を作り出した主因としての対日戦犯裁判の「意義」を検討する。第一部は、BC級戦犯法廷を再考の俎上に載せる。第二部は、いずれも東京裁判を対象とする論考から成り立つ。

感想・レビュー・書評

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  • 東京裁判という名を借りた
    勝者の裁きは如何に不当且つ不法なものであったか
    若い人たちも真剣に知っていただきたいものだ。

  • 思索

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著者プロフィール

牛村圭

1959年金沢市生まれ。東京大学文学部(仏語仏文学)卒業。同大学大学院(比較文学比較文化)、1991年、シカゴ大学大学院(歴史学)各博士課程修了。博士(学術)。カナダ・アルバータ大学客員助教授、明星大学助教授などを経て、2007年より国際日本文化研究センター教授。著書に『「文明の裁き」をこえて』(中公叢書、山本七平賞)、『「勝者の裁き」に向きあって――東京裁判をよみなおす』(ちくま新書)、『東京裁判を正しく読む』(共著、文春新書)、『文明と身体』(編著、臨川書店)などがある。

「2021年 『ストックホルムの旭日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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