[新装版]部下の哲学 成功するビジネスマン20の要諦

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569642239

感想・レビュー・書評

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  • チェック項目43箇所。卒啄同時卵の中と外でのタイミングが合わないと雛はかえれない。熱意とやる気・・・熱意があるから想像できて発想できる。楽しさの意味を取り違えてはいけない。仕事は地道で厳しいもの。厳しさを乗り越えた充実感こそが楽しさ。とにかくやってみる。3J・・・順番、時間、充実。時間は自分で創り出すもの。3Jの原動力は熱意。連続して知恵を出すには継続的な努力が必要不可欠。誠実・・・人に、仕事に、自身に。人によって態度を変えない。上司は安心感のある部下を選ぶ。安心感の基になるのが日々の約束の積み重ね。愛嬌、明るさ。思いやり。自分だけ→みんながいい。和を大事にする。上司の気持ちを察する。十を十一に返す。サービスは相手を喜ばせるもの。同時にこちらにも喜びがないといけない。ロバと旅人・・・人の言葉で信念を変えない。信念は長い時間をかけて創り上げていくもの。即行動。上司を先回りする。6割の確信と見通しがあればその判断はおおむね妥当。聴き上手。相槌をうつ。身を乗り出して聴く。話してくれたことに感謝し褒める。叱られ上手。叱られて感謝する。周囲に感謝する。9割自分の成果でも1割が周囲のサポートであれば、周囲のおかげで完成したと感謝する。組織が円滑になるにはけじめをつける。挨拶、礼儀。人格否定をしない。仕事を与えられた仕事から自分の仕事にするには工夫が必要。社内の人間関係でも相手の個性、考え方を察して工夫する。好景気ではバカでも伸びる。不況こそ実力が発揮される。結論を先に言う。報告をすぐすることで責任を上司に渡す。上司のタイプを見抜く。地道な努力こそが一番の近道。礼とは好き嫌いでするものではない。遅刻=やる気なし。誰も見ていなくても伝わる。松下幸之助のエピソード。ランチに誘われても部下が仕事をしていると思うと食べられない。能ある鷹は爪を出せ・・・本田宗一郎。隠すな。上司に分かるようにする。内なる充実の努力こそ必要。子どもの心は無知。素直な心はすべてのことを承知していながらなお、こだわらず、とらわれず、天地自然の理法に則って考えること。目標なき人生には後悔が待っている。

  • まさに、仰る通り!!の内容です。,,素直で、相手(上司)の気持ちを汲み取った行動を心がけて、しかも勉強熱心であれば、自ずと「会社の階段を上る人材」として引き上げてもらえることでしょう。,ですけどねえ…。,,また、PHPなので仕方が無いのですが、随所に「幸之助マンセー」エピソードが散りばめられていて、少々辟易してしまいます(長嶋さん伝説状態ですw)。,偉大な人物にはこの手の逸話が事欠かないのは常ですが、周囲人々が美化、拡大解釈を過剰に行ってしまうためでしょうか。,,多分、「記号言葉」を使うのもコストだと思っている私のような人間は、「上司の哲学」を手に取る機会はないと思われます(必要な立場にも多分ならないでしょうし)。

  • "経営の神様”と呼ばれた松下幸之助氏の下で長年部下を務めた著者による仕事論。「人にとって仕事とは何か」という視点が、やがては「人にとって幸福とは何か」という視点につながっていきます。仕事術を読む前にまず本書を読むべき。

  • タイトルは「部下の」ですが、上司にこそ読んで欲しい一冊です。おすすめします!

  • 松下幸之助のもとで働いていた著者が、部下としてすべき行動について記した本。

    一般的にこういうタイトルの本は、人とは違った考え方を述べたがり、偏った内容になりがちだが、全くそういったところがない。
    当たり前のことを淡々と、分かりやすく述べてある。
    ただ内容が薄いかというとそうではない。
    松下幸之助の言動もところどころに紹介されているが、まさにそのイズムをしっかりと受け継いでいる著者の言葉に感銘を受けた。

  • 会社から入社前に「読め!」と送られてきたので読了。「これで洗脳するつもりか!?」と若干疑いつつも、あまりに素晴らしい内容で一気に読み終わり、現在2週目。稲盛和夫の『働き方』に次ぐ★5の評価(結構辛口なんだ)。
    社会人として大事なこと以上に、人として大事な姿勢が書かれていた。内容には敢えて触れないが本当にお勧めの1冊。

  • 69/130

  • のし上がっていくために必要なことは?
    上司と良いコミュニケーションをとるためには?
    何故上司は叱るのか?


    まずは「良い部下」である必要があるのです。

    良い部下・・・なってますか?

  • ・出来る,出来ないではない。やるか,やらないかだ。
    ・良いアイデアを継続的に出し続けるのがプロフ。
    ・誰にでも平等,公平であれ。
    ・影で努力しろ。
    ・短期的でなく長期的な視点を。
    ・自分の中で大切な軸は何か。それは誠実さだ。
    ・素直さとは,何のこだわり,偏見,偏りを持つことなく相手の意見を聞ける力。そして最終的には自分で考え抜ける力。その力を付けるためには何かを変える仕事に携わるベき。

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著者プロフィール

江口克彦(えぐち・かつひこ)
(株)江口オフィス代表取締役。一般財団法人東アジア情勢研究会理事長、台北駐日経済文化代表処顧問等、昭和15年名古屋市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。政治学士、経済学博士(中央大学)。また、PHP総合研究所社長、松下電器株式会社理事、参議院議員、内閣官房道州制ビジョン懇談会座長など政府委員会を多数歴任。
旭日中綬章、文化庁長官表彰、台湾・紫色大綬景星勲章、台湾・国際報道文化賞等。
故・松下幸之助氏の最後の直弟子とも側近と言われている。23年間、ほとんど毎日毎晩、松下氏と語り合い、直接、指導を受けた。松下幸之助思想の継承者、伝承者。松下氏の言葉を伝えるだけでなく、その心を伝える講演、著作は定評がある。
著書に、『松下幸之助 神言葉50』『松下幸之助のリーダー学』(以上、アスコム社刊)、『最後の弟子が松下幸之助から学んだ経営の鉄則』(フォレスト出版)、『松下幸之助はなぜ成功したのか』『ひとことの力―松下幸之助の言葉』『部下論』『上司力20』(以上、東洋経済新報社)、『凡々たる非凡』(H&I出版社)、『人間 偉大なるもの』『松翁論語』(PHP研究所)、『松下幸之助に学ぶ 部下がついてくる叱り方』(方丈社)、『地域主権型道州制の総合研究』(中央大学出版部)、『こうすれば日本はよくなる』(自由国民社)など多数。

「2023年 『松下幸之助直伝 社長の心得』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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