- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569644493
感想・レビュー・書評
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東進ハイスクールの超人気講師が、不思議で見事な生物の世界を楽しく解説している。高校生物は関係ないと書いてあるが、ほぼ8割は高校生物の範囲で、高校生物の概観をとらえるにも良い本だと思う。
1日目 DNAとタンパク質「私」が「私」になるまで
DNA・たんぱく質、酵素、遺伝について
2日目 バイオテクノロジー―暮らしに活きる最先端技術
「遺伝子工学」「発生工学」「発生工学」とともに、バイオテクノロジーの陰について
3日目 細胞と生物―誕生から死までの物語
細胞と細胞とエネルギー、細胞の死、個体の死
4日目 肝臓・腎臓・心臓―肝腎カナメの話をしよう!
それぞれの臓器の役割
5日目 免疫―体の中は戦場だ!
防御システムと、その過剰反応についても。
6日目 進化―われわれはどこから来たのか?
種の進化と、ダーウィンの進化論について
7日目 生態系―われわれはどこへ行くのか?
個体群についても
読みやすい本なので、ぱっと読んで大体理解する。生物の分野の概観をしたいなども含めて、一読をお勧めします。ただし、受験等をする人はもちろん類書の詳細なものが必要です。あくまで流れをつかむための本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生物学を学び直すのは高校1年生以来である。学び直すと言ってもこの本を読んだだけなのだが、物理や化学のような無機質かつ頭さえついていけばわかりやすい理論の世界で成り立っているものと違い、複数の事象が絡み合っていて、なんでそうなるのかというのも帰納的にしかわからない。あまり私にあった学問ではないのだが、この本では生物を知るために必要不可欠な、DNA、タンパク質、細胞、遺伝、進化、生態などがわかりやすく説明されており、最期まで面白く読むことができた。
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やはり生物に対する興味が…