- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569646206
感想・レビュー・書評
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【目次】(「BOOK」データベースより)
「北京愛国」「上海出国」「広東売国」/北京とその周辺の人びとー(1)京津冀経済圏/なぜか嫌われる「上海閥」-(2)長江デルタ経済圏/広東人の挨拶は「儲かりまっか」-(3)珠江デルタ経済圏/中国のユダヤ=温州人/福建人と台湾人ー(4)福建省経済圏/東北三省と内蒙古の人びとー(5)旧満州経済圏/西方から東南の地方人/孫子、孔子の末裔と朝鮮族/イスラム教徒とチベット族/海外華僑、華人、新移民の世界地図/新漢族と新人類詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新書文庫
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自分が知っている都市についてはすごく詳しく思い出なども交えて書いてあるが、知らない場所については省略しすぎ。雑学用にサラッと読んで図書館に返した。
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096.07.1/30、2刷、カバスレ、帯なし
2011.12/22.白子BF -
日本でいふ「人国記」の中国版を目指した本のやうです。
「人国記」とは、各地方の出身者から風俗習慣・そこに住む人たちの気質などを比較してみたりするもの。よく見かけるのは47都道府県の県民性とか風土を雑学風に記した書物ですね。○○県人は目立ちたがり屋とか、△△県人はおつとりした性格の人が多いとか。そんな簡単に決め付けてくれるなと憤慨する向きもあるでせう。自分が住む愛知県で語るなら、尾張と三河は違ふし、三河でも豊田と岡崎は同じではない。
そもそもさういふ書物を世に出す人は、どのやうな取材活動をしてゐるのでせう。
この『出身地でわかる中国人』は、まづ執筆に相応しい人が書いたといふ点が第一の勝因ではないでせうか。
なにしろ中国といつても一つの国として語るには広すぎるし、このテエマで1冊書ける人はさうゐないでせう。何度も中国各地へ行く人は多いかも知れませんが、取材力構成力筆力を兼ね備へた人物はぐつと減ることでせう。
全省を個別にとりあげてゐては大変といふことで、5つの「経済圏」に分けて解説してゐます。
乱暴にまとめれば北京・上海・広州・福建省・旧満州の5つらしい。中国人自身が「北京愛国」「上海出国」「広東売国」と評してゐるさうです。
各省の大物出身者が紹介されてゐて、断片的な歴史の知識が得られます。後半になると、著者の見聞録の趣になつてきます。中国各地のガイド本としても読めるでせう。著者の思想的立場と相容れない人もゐるでせうがね。
でも、やはり一つの国として扱ふのは無理があるかも...
http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-109.html -
まあ、そんなもんか、という感じ。
カラオケ(中国の)行く時は雑学として役立つかな。。。 -
中国をより深く理解するためには欠かせない1冊ではないかと思います.そう言えば,学生時代に北京出身と上海出身の留学生が話し合っていて,最終的に言葉が通じ合わずにお互いに困っていました.中国って,奥が深いですね.
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2011/2/1読了