小学生までに身につける子どもの作法: あいさつから食事のしかたまで

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569647845

作品紹介・あらすじ

この本は、大切な幼児期、小学生期のうちにぜひとも身につけたい「基準感覚」を育むためのハンドブック、ガイドブックです。

感想・レビュー・書評

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  • 5歳の息子に絵本のところだけ一緒に読んだら、とても参考になったみたい
    特に食事中の箸のマナーはちゃんと教えてなかったからよかった
    出来れば、絵本の箇所は本の最初か最後にまとめて欲しかった

  • 子どもが読む箇所と大人が読む箇所に分かれていて、
    それぞれにわかりやすく説明されている。
    礼儀作法は学校ではなく家庭で、日々の生活の中で学んでいくこと。親子とも意識するきっかけになる、と思う。

    ただ、これは少々慇懃無礼すぎるところもあるような。
    まあ、失礼にならなければいいのか。

  • 誰もが自分の子によい子に育って貰いたいと思う。

    ではどうすれば我が子がよい子に育ってくれるのか?多くの親が悩み、苦しんでいる。

    地域社会が子どもを見つめる文化は(ほぼ)消滅し、情報過多の現代社会はあらゆる事柄を正しいと言ったり、誤っていると言ったりしている。

    「指針」が見つけにくい時代なのだ。

    私は「よい子」に育てる基本は「しつけ」と「作法」だと思う。

    教育の手法は無限大にある。伸び伸び育てる方法も、厳格に育てる方法もある。どちらが上で、どちらが下というのはない。

    しかし、うまくいきやすい教育の手法と、失敗しやすい教育の手法というのが間違いなく存在する。そのことはあまり語られない。

    親は「プロ」ではない。難しいアプローチを取るより、より確実に子どもが真っ直ぐに育ってくれる可能性の高い手法を取る方がよいのではないだろうか。

    より確実な手法、それは「しつけ」や「作法」をきちんと仕込むことである。

    近所の人にも「挨拶」がきちんとできる子がぐれる可能性は低いだろう。ありがとうやごめんなさいがきちんと言われる子は愛されやすい。愛される子は自分の可能性を信じることができる。

    著者の野口先生は「型」を重要視される。骨太の教育論をお持ちである。

    若い親の世代は先生の著書に触れ、戦後のとてもヤワくなってしまった教育観からの洗脳を解くのがよいと思う。

    私も野口先生の著書で目から鱗が落ちた。私に取って恩人の先生である。

  • 難しそうな内容かな?と思ったけど、大きい絵のところが多くて読みやすかったです。読んでいたら、子供が「読みたい」と言って奪っていったくらい。

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著者プロフィール

小学校教員・校長としての経歴を含め、60年余りにわたり、教育実践に携わる。現在、日本教育技術学会理事・名誉会長。国語や道徳の「授業名人」と称され、「模擬授業」の名付け親の一人としても著名。主な著者に、『授業で鍛える』『鍛える国語教室』シリーズ(ともに明治図書)、『小学生までに身につける子どもの作法』(PHP研究所)等がある。

「2024年 『ICTに負けてたまるか!人間教師としてのプライド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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